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梅毒
対象疾患一覧県報告数と届出基準全国報告数この疾患に関する情報

島根県 届出数推移

 1月2月3月4月5月6月 7月8月9月10月11月12月 合計
累計1018151111192015161311 20179
2024年-4-12742632 233
2023年-1412523-21 324
2022年1632-235113 128
2021年--11-1-112- 29
2020年21113-2-111 518
2019年12112-1---1 -9
2018年12121312-1- -14
2017年--1---1-1-1 15
2016年--------2-- -2
2015年--11--1-21- 28
2014年------21--- 14
2013年--1------1- -2
2012年1-----1---- -2
2011年---1------- -1
2010年--------1-- -1
2009年------1---- -1
2008年1---------1 -2
2007年-1--------- -1
2006年----------1 -1
2005年---------1- 12
2004年------1---- -1
2003年--1-------- -1
2002年21-----1--- -4
2001年----------- 11
2000年1---1---1-- 14
1999年   --1---- --1
※2024年 第50週(12/9〜12/15) 現在
※診断週による集計のため、年月日による集計と異なる場合があります。

基準PDF2019年1月1日から
届出票PDF2019年1月1日から
≪届出基準≫

16 梅毒

(1)定義
 スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum )の感染によって生じ る性感染症である。
(2)臨床的特徴
 T期梅毒として感染後3〜6週間の潜伏期の後に、感染局所に初期硬結や硬性下疳、 無痛性の鼠径部リンパ節腫脹がみられる。
 U期梅毒では、感染後3か月を経過すると皮膚や粘膜に梅毒性バラ疹や丘疹性梅毒疹、 扁平コンジローマなどの特有な発疹が見られる。
 感染後3年以上を経過すると、晩期顕症梅毒としてゴム腫、梅毒によると考えられる心血管症状、 神経症状、眼症状などが認められることがある。なお、感染していても臨床症状が 認められないものもある。
 先天梅毒は、梅毒に罹患している母体から出生した児で、1 胎内感染を示す検査所見のある症例、2U期梅毒疹、 骨軟骨炎など早期先天梅毒の症状を呈する症例、3乳幼児期は症状 を示さずに経過し、学童期以後にHutchinson3徴候(実質性角膜炎、内耳性難聴、Hutchinton歯) などの晩期先天梅毒の症状を呈する症例がある。 また、妊婦における梅毒感染は、先天梅毒のみならず、流産及び死産のリスクとなる。
(3)届出基準
ア 患者(確定例)
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見から梅毒が疑われ、 かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、梅毒患者と診断した場合には、法第12条第 1項の規定による届出を7日以内に行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
イ 無症状病原体保有者
 医師は、診察した者が(2)の臨床的特徴を呈していないが、次の表の左下欄に掲げる検 査方法により、抗体( 1)カルジオリピンを抗原とする検査では16倍以上又はそれに相当する抗体価 )を保有する者で無症状病原体保有者とみなされるもの(陳旧性梅毒とみなされる者を除く。) を診断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を7日以内 に行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
ウ 感染症死亡者の死体
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、梅毒 が疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、梅毒により死亡したと 判断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を7日以内に行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
検査方法検査材料
染色法またはPCR 検査等による病原体の検出 病変(初期硬結、硬性下疳、扁平コンジローマ、粘膜疹)
・次の1)、2)の両方の抗体検査による血清抗体の検出
1)カルジオリピンを抗原とする検査
 例)RPRカードテスト、凝集法、自動化法 等
2)T. pallidum を抗原とする検査
 例)TPLA法、TPPA法、CLIA法、FTA−ABS法 等
血清
先天梅毒は、下記の5つのうち、いずれかの要件をみたすものである。
ア 母体の血清抗体価に比して、児の血清抗体価が著しく高い場合
イ 児の血清抗体価が移行抗体の推移から予想される値を高く超えて持続する場合
ウ 児のT.pallidum を抗原とするIgM抗体陽性
エ 早期先天梅毒の症状を呈する場合
オ 晩期先天梅毒の症状を呈する場合

島根県感染症情報センター
全数報告定点報告
は島根県で報告のあった疾患
==== 2類 ====
==== 3類 ====
==== 4類 ====
5.エムポックス(名称変更)
==== 5類 ====
17.梅毒
==== 1類 ====
= 新型インフル等 =
== 動物の感染症 ==