島根県 届出数推移
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
合計 |
累計 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2024年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2023年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2022年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2021年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2020年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2019年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2018年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2017年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2016年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2015年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2014年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2013年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2012年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2011年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2010年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2009年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2008年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2007年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2006年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2005年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2004年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
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2003年 | | | | - | - | - | - | - | - | - |
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※2024年 第50週(12/9〜12/15) 現在
≪届出基準≫
4 重症急性呼吸器症候群
(病原体がベータコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る。)
(1) 定義
コロナウイルス科ベータコロナウイルス属のSARS(Severe Acute Respiratory Syndrome)コロナウイルスによる急性呼吸器症候群である。
(2)臨床的特徴
多くは2〜7日、最大10日間の潜伏期間の後に、急激な発熱、咳、全身倦怠感、筋肉痛
などのインフルエンザ様の前駆症状が現れる。2〜数日間で呼吸困難、乾性咳嗽、低酸素血
症などの下気道症状が現れ、胸部CT、X線写真などで肺炎像が出現する。肺炎になった者
の80〜90%が1週間程度で回復傾向になるが、10〜20%がARDS(Acute Respiratory Distress Syndrome)を起こし、人工呼吸器などを必要とするほど重症となる。
致死率は10%前後で、高齢者及び基礎疾患のある者での致死率はより高い。
(3)届出基準
ア 患者(確定例)
医師は、(2)の臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見から重症急性呼吸器
症候群が疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、重症急性呼吸器症候群の患
者と診断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右
欄に定めるもののいずれかを用いること。
イ 無症状病原体保有者
医師は、診察した者が(2)の臨床的特徴を呈していないが、次の表の左欄に掲げる検査
方法により、重症急性呼吸器症候群の無症状病原体保有者と診断した場合には、法第12条
第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右
欄に定めるもののいずれかを用いること。
ウ 疑似症患者
医師は、(2)の臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見から、重症急性呼吸
器症候群の疑似症患者と診断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行
わなければならない。
エ 感染症死亡者の死体
医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、重症急性呼
吸器症候群が疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、重症急性呼吸器症候群
により死亡したと判断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなけ
ればならない。
この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右
欄に定めるもののいずれかを用いること。
オ 感染症死亡疑い者の死体
医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、重症急性呼
吸器症候群により死亡したと疑われる場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ち
に行わなければならない。
検査方法 | 検査材料 |
分離・同定による病原体の検出 | 鼻咽頭拭い液、喀痰、尿、便 |
PCR法による病原体の遺伝子の検出 |
ELISA法又は蛍光抗体法によるIgM抗体若しくはIgG抗体の検出、 又は中和試験による抗体の検出 | 血清 |
(4)疑似症患者の判断に必要な事項
ア 病原体診断又は抗体検査で陰性になった場合でも、患者と臨床的特徴が合致する場合は、
SARSを否定できないため、医師の総合判断により、疑似症患者として取り扱う。
イ 臨床所見、渡航歴などにより、以下の(ア)又は(イ)に該当し、かつ(ウ)の条件を満たす場合は、疑似症患者として取り扱う。
(ア)平成14年11月1日以降に、38℃以上の急な発熱及び咳、呼吸困難などの呼吸器症状を示して受診した者のうち、次のいずれか1つ以上の条件を満たす者
発症前10日以内に、SARSが疑われる患者を看護若しくは介護していた者、同居
していた者又は気道分泌物若しくは体液に直接触れた者
発症前10日以内に、SARSの発生が報告されている地域(WHOが公表したSARSの伝播確認地域)へ旅行した者
発症前10日以内に、SARSの発生が報告されている地域(WHOが公表したSARSの伝播確認地域)に居住していた者
SARSコロナウイルス又はSARS患者の臨床検体を取り扱う研究を行っている
研究者、あるいはSARSコロナウイルス、又は患者検体を保有する機関の研究者で、
ウイルスへの曝露の可能性がある者
5日以上継続する重症の呼吸器症状及び肺炎で、治療に反応せず、他にこれら症状を
説明できる診断がつかない場合
(イ)平成14年11月1日以降に死亡し、病理解剖が行われていない者のうち、次のいずれか1つ以上の条件を満たす者
発症前10日以内に、SARSが疑われる患者を看護若しくは介護していた者、同
居していた者又は気道分泌物若しくは体液に直接触れた者
発症前10日以内に、SARSの発生が報告されている地域(WHOが公表したSARSの伝播確認地域)へ旅行した者
発症前10日以内に、SARSの発生が報告されている地域(WHOが公表したSARSの伝播確認地域)に居住していた者
SARSコロナウイルス又はSARS患者の臨床検体を取り扱う研究を行っていた
研究者、あるいはSARSコロナウイルス、又は患者検体を保有する機関の研究者で、
ウイルスへの曝露の可能性があった者
5日以上継続する重症の呼吸器症状及び肺炎で、治療に反応せず、死亡までに、他
にこれら症状を説明できる診断がついていなかった場合
(ウ)次のいずれかの条件を満たす者
胸部レントゲン写真で肺炎、又は急性呼吸窮迫症候群の所見を示す者
病理解剖所見が肺炎、呼吸窮迫症候群の病理所見として矛盾せず、はっきりとした
原因がない者
注)他の診断によって症状の説明ができる場合は除外すること。