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回帰熱
対象疾患一覧県報告数と届出基準全国報告数この疾患に関する情報

島根県 届出数推移

 1月2月3月4月5月6月 7月8月9月10月11月12月 合計
累計----------- --
2024年----------- --
2023年----------- --
2022年----------- --
2021年----------- --
2020年----------- --
2019年----------- --
2018年----------- --
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2007年----------- --
2006年----------- --
2005年----------- --
2004年----------- --
2003年----------- --
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2000年----------- --
1999年   ------- ---
※2024年 第50週(12/9〜12/15) 現在


基準PDF 2016年11月一部改正
届出票PDF 2011年4月一部改正
≪届出基準≫

8 回帰熱

(1)定義
 シラミあるいはヒメダニ (Ornithodoros属:ヒメダニ属) によって媒介されるスピロヘー タ(回帰熱ボレリア)感染症である。
(2)臨床的特徴
 コロモジラミ媒介性Borrelia recurrentis やヒメダニ媒介性 B.duttonii 等がヒトに対す る病原体である。
 菌血症による発熱期、菌血症を起こしていない無熱期を3〜5回程度繰り返す、いわゆる 回帰熱を主訴とする。感染後5〜10日を経て菌血症による頭痛、筋肉痛、関節痛、羞明、 咳などをともなう発熱、悪寒がみられる(発熱期)。
 また、このとき点状出血、紫斑、結膜炎、肝臓や脾臓の腫大、黄疸もみられる。
 発熱期は3〜7日続いた後、一旦解熱する(無熱期)。
 無熱期では血中から菌は検出されない。発汗、全身倦怠感、時に低血圧や斑状丘疹をみる こともある。この後5〜7日後再び発熱期に入る。
 上記症状以外で肝炎、心筋炎、脳出血、脾破裂、大葉性肺炎などがみられる場合もある。
(3)届出基準
ア 患者(確定例)
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見から回帰熱が疑われ、 かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、回帰熱患者と診断した場合には、法第12条 第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
イ 無症状病原体保有者
 医師は、診察した者が(2)の臨床的特徴を呈していないが、次の表の左欄に掲げる検査 方法により、回帰熱の無症状病原体保有者と診断した場合には、法第12条第1項の規定に よる届出を直ちに行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
ウ 感染症死亡者の死体
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、回帰熱が疑 われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、回帰熱により死亡したと判断した場合 には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
エ 感染症死亡疑い者の死体
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、回帰熱によ り死亡したと疑われる場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければ ならない。
検査方法検査材料
分離・同定による病原体の検出血液(発熱期)
暗視野顕微鏡下鏡検による病原体の検出
蛍光抗体法による末梢血スメアの観察による病原体の抗原の検出
PCR法による病原体の遺伝子の検出

島根県感染症情報センター
全数報告定点報告
は島根県で報告のあった疾患
==== 2類 ====
==== 3類 ====
==== 4類 ====
5.エムポックス(名称変更)
9.回帰熱
==== 5類 ====
==== 1類 ====
= 新型インフル等 =
== 動物の感染症 ==