島根県 届出数推移
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
合計 |
累計 | 1 | 1 | - | 2 | 4 | 18 | 9 | 8 | 5 | 7 | 2 |
- | 57 |
|
2024年 | 1 | - | - | - | 1 | 1 | 1 | - | 1 | 1 | - |
- | 6 |
2023年 | - | - | - | 1 | - | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 |
- | 8 |
2022年 | - | - | - | - | - | 2 | - | 3 | 1 | 1 | - |
- | 7 |
2021年 | - | 1 | - | 1 | 1 | 4 | 2 | 1 | 1 | 2 | - |
- | 13 |
2020年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 2 | - |
- | 2 |
2019年 | - | - | - | - | 1 | 3 | 2 | 2 | - | - | - |
- | 8 |
2018年 | - | - | - | - | - | 2 | - | - | - | - | 1 |
- | 3 |
2017年 | - | - | - | - | 1 | 3 | 1 | 1 | - | - | - |
- | 6 |
2016年 | - | - | - | - | - | 2 | 1 | - | - | - | - |
- | 3 |
2015年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
- | - |
2014年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
- | - |
2013年 | | | - | - | - | - | 1 | - | - | - |
- | - | 1 |
※2024年 第50週(12/9〜12/15) 現在
※診断週による集計のため、年月日による集計と異なる場合があります。
≪届出基準≫
15 重症熱性血小板減少症候群
(1)定義
ブニヤウイルス科フレボウイルス属の重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)ウイルスによる感染症である。
(2)臨床的特徴
主にSFTSウイルスを保有するマダニに刺咬されることで感染する。
潜伏期間は6〜14日。発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を主徴とし、時に、頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴う。
血液所見では、血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満)、血清酵素(AST、ALT、LDH)の上昇が認められる。
致死率は10〜30%程度である。
(3)届出基準
ア 患者(確定例)
医師は、(2)の臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見から重症熱性血小板減少症候群が疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、
重症熱性血小板減少症候群患者と診断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右欄に定めるもののいずれかを用いること。
イ 無症状病原体保有者
医師は、診察した者が(2)の臨床的特徴を呈していないが、次の表の左欄に掲げる検査方法により、重症熱性血小板減少症候群の無症状病原体保有者と
診断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右欄に定めるもののいずれかを用いること。
ウ 感染症死亡者の死体
医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、重症熱性血小板減少症候群が疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、
重症熱性血小板減少症候群により死亡したと判断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右欄に定めるもののいずれかを用いること。
エ 感染症死亡疑い者の死体
医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、重症熱性血小板減少症候群により死亡したと疑われる場合には、
法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
検査方法 | 検査材料 |
分離・同定による病原体の検出 | 血液、咽頭拭い液、尿 |
PCR法による病原体の遺伝子の検出(白血球を用いる) |
ELISA法又は間接蛍光抗体法によるIgM抗体若しくはIgG抗体の検出 | 血清 |
中和試験による抗体の検出(ペア血清による抗体陽転又は抗体価の有意の上昇) |