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ブルセラ症
対象疾患一覧県報告数と届出基準全国報告数この疾患に関する情報

島根県 届出数推移

 1月2月3月4月5月6月 7月8月9月10月11月12月 合計
累計--1-------- 12
2024年---          -
2023年----------- --
2022年----------- --
2021年----------- --
2020年----------- --
2019年--1-------- -1
2018年----------- --
2017年----------- --
2016年----------- --
2015年----------- --
2014年----------- --
2013年----------- --
2012年----------- --
2011年----------- 11
2010年----------- --
2009年----------- --
2008年----------- --
2007年----------- --
2006年----------- --
2005年----------- --
2004年----------- --
2003年----------- --
2002年----------- --
2001年----------- --
2000年----------- --
1999年   ------- ---
※2024年 第10週(3/4〜3/10) 現在
※診断週による集計のため、年月日による集計と異なる場合があります。

基 準PDF 2016年11月21日一部改正
届出票PDF 2016年11月21日一部改正
≪届出基準≫

31 ブルセラ症

(1)定義
 本症はウシ、ブタ、ヤギ、イヌ及びヒツジの感染症であるが、原因菌(Brucella abortusB.suisB.melitensis、及びB.canis)がヒトに感染して発症する。波状熱、マルタ熱、地 中海熱などの名前でも呼ばれる。
(2)臨床的特徴
 感染動物の加熱殺菌が不十分な乳・チーズなど乳製品や肉の喫食による経口感染が最も一般的である。家畜の流産仔や悪露への直接接触、汚染エアロゾルの吸入でも感染する。 ヒト−ヒト感染は、授乳、性交、臓器移植による事例が報告されているが極めてまれである。 B. canis は流産仔や悪露、血液などへ接触することにより感染するが、尿中に排菌されることも知られている。
 潜伏期間は通常1〜3週、時に数ヶ月との報告がある。 臨床所見としては倦怠感、発熱、発汗、腰背部痛、関節痛、悪寒などインフルエンザ様で、その他、関節炎、リンパ節腫脹、脾腫、肝腫、中枢神経症状が見られることもある。 合併症として、仙腸骨炎、心内膜炎、肺炎、骨髄炎、膵炎を呈することがある。未治療時の致死率は5%程度で、心内膜炎が死亡原因の大半を占める。男性では20%程度の患者に、精巣上体炎・精巣痛があらわれる。
(3)届出基準
ア 患者(確定例)
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見からブルセラ症が疑 われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、ブルセラ症患者と診断した場合には、 法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
イ 無症状病原体保有者
 医師は、診察した者が(2)の臨床的特徴を呈していないが、次の表の左欄に掲げる検査 方法により、ブルセラ症の無症状病原体保有者と診断した場合には、法第12条第1項の規 定による届出を直ちに行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
ウ 感染症死亡者の死体
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、ブルセラ症 が疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、ブルセラ症により死亡したと判断 した場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
エ 感染症死亡疑い者の死体
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、ブルセラ症 により死亡したと疑われる場合には、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなけ ればならない。
検査方法検査材料
分離・同定による病原体の検出血液、骨髄、膿瘍
試験管凝集反応による抗体の検出(抗原がアポルタスの場合は40倍以上、カニスの場合は160倍以上の抗体価)血清
補体結合反応による抗体の検出(ペア血清による抗体陽転又は抗体価の有意の上昇)

島根県感染症情報センター
全数報告定点報告
は島根県で報告のあった疾患
==== 2類 ====
==== 3類 ====
==== 4類 ====
5.エムポックス(名称変更)
31.ブルセラ症
==== 5類 ====
==== 1類 ====
= 新型インフル等 =
== 動物の感染症 ==