島根県 届出数推移
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
合計 |
累計 | - | - | - | - | - | - | 42 | 235 | - | - | - |
- | 277 |
|
2011年 | - | - | - | | | | | | |
| | | - |
2010年 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
- | - |
2009年 | | | | | | | 42 | 235 | - |
- | - | - | 277 |
※2011年4月から指定疾患より削除されました。
※診断週による集計のため、年月日による集計と異なる場合があります。
※ この基準は、2009(平成21)年に発生した新型インフルエンザのものであり、2011(平成23)年4月からは季節性インフルエンザ(定点報告の5類感染症)として扱われています。
現在、「新型インフルエンザ」として指定されているインフルエンザはありません。
1 新型インフルエンザ
(1)定義
新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である。
(2)臨床的特徴
咳、鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて、高熱(38℃以上)、熱感、全身倦怠感などがみられる。また、消化器症状(下痢、嘔吐)を伴うこともある。
なお、国際的連携のものに最新の知見を集約し、変更される可能性がある。
(3)届出基準
ア患者(確定例)
患者(確定例)は、(2)の臨床的特徴を有する者のうち、38℃以上の発熱かつ急性呼吸器症状*1のある者を診察した結果、症状や所見から新型インフルエンザが疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、新型インフルエンザと、医師が診断した場合とする。
ただし、年齢、基礎疾患、服薬状況などの影響によって、38℃以上の発熱を呈さない場合もあることに留意する。
この場合において、検査材料は、左欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右欄に定めるもののいずれかを用いること。
検査方法 | 検査材料 |
分離・同定による病原体の検出 |
鼻腔ぬぐい液・鼻腔吸引液・咽頭ぬぐい液・その他 |
検体から直接のPCR法(Real-timePCR法、Lamp法等も可)による病原体の遺伝子の検出 |
中和試験による抗体の検出(ペア血清による抗体価の有意の上昇) | 血清 |
イ無症状病原体保有者
無症状病原体保有者は、(2)の臨床的特徴を呈していないが、次の表に掲げる検査方法により、新型インフルエンザの無症状病原体保有者と医師が診断した場合とする。
この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右欄に定めるもののいずれかを用いること。
検査方法 | 検査材料 |
分離・同定による病原体の検出 |
鼻ぬぐい液・鼻腔吸引液・咽頭ぬぐい液・その他 |
検体から直接のPCR法(Real-timePCR法、Lamp法等も可)による病原体の遺伝子の検出 |
中和試験による抗体の検出(ペア血清による抗体価の有意の上昇) | 血清 |
ウ疑似症患者
疑似症患者は、(2)の臨床的特徴を有する者のうち、38℃以上の発熱かつ急性呼吸器症状*1のある者を診察した結果、症状や所見から、医師が新型インフルエンザを疑った場合とする。
ただし、年齢、基礎疾患、服薬状況などの影響によって38℃以上の発熱を呈さない場合もあることに留意する。
エ 感染症死亡者の死体
感染症症死亡者は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、新型インフルエンザを疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、新型インフルエンザにより死亡したと判断した場合
とする。
この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右欄に定めるもののいずれかを用いること。
検査方法 | 検査材料 |
分離・同定による病原体の検出 |
鼻腔ぬぐい液・鼻腔吸引液・咽頭ぬぐい液・その他 |
検体から直接のPCR法(Real-timePCR法、Lamp法等も可)による病原体の遺伝子の検出 |
中和試験による抗体の検出(ペア血清による抗体価の有意の上昇) | 血清 |
オ感染症死亡疑い者の死体
感染症死亡疑いの死体は、(2)の臨床的特徴を有した死体を検案した結果、症状や所見から、新型インフルエンザにより死亡したと疑われる場合とする。
*1.急性呼吸器症状:
急性呼吸器症状とは、最近になって少なくとも以下1つ以上の症状を呈した場合をいう
ア)鼻汁もしくは鼻閉、
イ)咽頭痛、
ウ)咳嗽