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アメーバ赤痢
対象疾患一覧県報告数と届出基準全国報告数アメーバ赤痢とは?

島根県 届出数推移

 1月2月3月4月5月6月 7月8月9月10月11月12月 合計
累計62667455353 355
2024年----------1 -1
2023年----1----1- -2
2022年--1----1-1- -3
2021年2---------- -2
2020年------11--- -2
2019年1-21---1--- -5
2018年----1----1- 13
2017年----2----11 -4
2016年11-------11 26
2015年---1-2--1-- -4
2014年---111----- -3
2013年-1--1-1---- -3
2012年---1------- -1
2011年-------2--- -2
2010年------1-1-- -2
2009年---2------- -2
2008年--------1-- -1
2007年----------- --
2006年------1---- -1
2005年1-2--1----- -4
2004年------1---- -1
2003年----1------ -1
2002年----------- --
2001年1-1-------- -2
2000年----------- --
1999年   ------- ---
※2024年 第50週(12/9〜12/15) 現在
※診断週による集計のため、年月日による集計と異なる場合があります。

基準PDF 2021年6月3日一部改正、 届出票PDF 2021年6月3日一部改正
≪届出基準≫

1 アメーバ赤痢

(1)定義
 赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica)の感染に起因する疾患で、消化器症状を主症状と するが、それ以外の臓器にも病変を形成する。
(2)臨床的特徴
 病型は腸管アメーバ症と腸管外アメーバ症に大別される。
ア 腸管アメーバ症
 下痢、粘血便、しぶり腹、鼓腸、排便時の下腹部痛、不快感などの症状を伴う慢性腸管感 染症であり、典型的にはイチゴゼリー状の粘血便を排泄するが、数日から数週間の間隔で増 悪と寛解を繰り返すことが多い。潰瘍の好発部位は盲腸から上行結腸にかけてと、S字結腸 から直腸にかけての大腸である。まれに肉芽腫性病変が形成されたり、潰瘍部が壊死性に穿 孔したりすることもある。
イ 腸管外アメーバ症
 多くは腸管部よりアメーバが血行性に転移することによるが、肝膿瘍が最も高頻度にみら れる。成人男性に多い。高熱(38〜40℃)、季肋部痛、吐き気、嘔吐、体重減少、寝汗、 全身倦怠感などを伴う。膿瘍が破裂すると腹膜、胸膜や心外膜にも病変が形成される。その 他、皮膚、脳や肺に膿瘍が形成されることがある。
(3)届出基準
ア 患者(確定例)
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見からアメーバ赤痢が 疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、アメーバ赤痢患者と診断した場合に は、法第12条第1項の規定による届出を7日以内に行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
イ 感染症死亡者の死体
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から、アメーバ赤 痢が疑われ、かつ、次の表の左欄に掲げる検査方法により、アメーバ赤痢により死亡したと 判断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を7日以内に行わなければならない。
 この場合において、検査材料は、同欄に掲げる検査方法の区分ごとに、それぞれ同表の右 欄に定めるもののいずれかを用いること。
検査方法検査材料
顕微鏡下での病原体の検出便、病変部(大腸粘膜組織、膿瘍液)
ELISA法による病原体の抗原の検出
PCR法による病原体の遺伝子の検出
イムノクロマト法による病原体の抗原の検出便
抗体の検出血清

島根県感染症情報センター
全数報告定点報告
は島根県で報告のあった疾患
==== 2類 ====
==== 3類 ====
==== 4類 ====
5.エムポックス(名称変更)
==== 5類 ====
1.アメーバ赤痢
==== 1類 ====
= 新型インフル等 =
== 動物の感染症 ==