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平田あんぽ柿加工施設がHACCP実施

あんぽ柿加工事業を運営するJAしまね出雲地区本部平田柿部会では、昨年度から県環境保健公社や農業技術センターのアドバイスを受け、平田あんぽ柿加工を行う2つの施設(通称あんぽ柿工場とスイートパーシモン加工センター)のHACCP導入届出に必要なチームの編成、製造工程一覧図の作成、危害要因分析の実施、モニタリング方法の設定などの7原則12手順に基づく検討をしてきました。
昨年10月以降、平田あんぽ柿加工2施設の全従業員を集めて研修会を開催し、HACCPの主旨を全員で共有し、届出書提出に向け、更に取り組みを進め、11月から本格化した令和元年度の実際の作業から、工程を再点検し、12月17日に出雲保健所に届出書を提出しました。その結果、保健所の現地確認を経て同18日にHACCP導入届済証が交付されました。
国内でもHACCPは義務化される予定であり、今やHACCPは食の安全性を維持する観点から国内外からの要求が高まっています。平田あんぽ加工施設で製造された干し柿は一部輸出もされており、今回のHACCPの取り組みにより輸出拡大にも拍車がかかるものと期待されます。

HACCP届け出済み証


2020年1月14日

ビニール被覆は俺たちにまかせろ(出雲ぶどう部会青年部組織化分科会)

 高齢のぶどう農家にとって冬場のビニールの張り替えは辛い作業です。ビニール被覆作業の請負は従来からも行われており、若手の農家が個々に仲間を集め対応していました。しかし最近は作業員の不足等により要望に応えられず、栽培面積の減少に繋がる一因となっています。
そこで組織化分科会では新たに「出雲ぶどう部会ビニール被覆受託組織」を立ち上げ、

(1)作業受注、作業員の手配、賃金の精算等は全て組織で実施

(2)青年部以外の若手への呼びかけによる作業員の増加

(3)委託農家と作業員の間に「マッチング担当」を置き、日程調整や作業チームの編成等を実施

(4)会計担当を設け、集金や賃金支払いなどは口座を通して精算

などの対策を行いました。その結果、作業員は従来の約2倍の42名に、また受注量も約1.5倍の37件に増えました。
発注農家からは「これまでは頼んでも相手が忙しいときには来てもらえないこともあったが、今回は希望する日にすぐ来てもらえてとても助かった」と好評でした。また作業受託者からは「今までは『作業賃支払いをもう少し待ってくれ』などと言われ仲間に賃金を分配するのに困る事があったが、今回は会計に任せておけるので楽だった」との意見が寄せられました。
発注した農家からは「土作り作業や防除作業も引き受けてくれたらありがたい」などの声が聞かれています。組織化分科会では今後これらの声にも対応できないか検討していきます。

被覆作業の様子1

 【被覆作業1】

被覆作業の様子2

 【被覆作業2】

ビニール被覆作業は風のない早朝に行います。暖冬とはいえ撮影当日はとても寒かったです。


2019年12月27日

多伎いちじくの出荷成績が大幅に向上(ネコブセンチュウ対策に効果)

今年度の多伎いちじく部会の出荷成績は、栽培面積が16.4haから1haあまり減少したにも関わらず、出荷量144t(前年比126.8%)、販売額8,253万円(同121.0%)と計画を上回る好成績を上げました。
好成績の要因としては、生育初期から天候に恵まれたことに加え、ネコブセンチュウ対策を行ったことが大きな要因だったと思われます。
多伎いちじくのネコブセンチュウ発生ほ場では樹勢低下を招いており、昨年5月出雲市とJAが行う「出雲農業未来の懸け橋事業」を活用し対象農薬の半額助成を受け、栽培農家の約半数にあたる40戸が対象農薬を散布しました。
H31/H30の出荷量の伸び率は全体では127%でしたが、散布した農家の伸び率は139%、散布しなかった農家は112%と大きな差が出ました。
今回の振興大会ではこの結果を説明し、来年産は全組合員が対象農薬を施用するよう指導を行いました。

 来年1月中旬に行われる地区別座談会においても全組合員に指導を行い、部会ぐるみで樹勢回復に取り組むように推進する予定です。

衰弱樹1

【センチュウにより衰弱した樹1】

衰弱樹2

【センチュウにより衰弱した樹2】

回復樹

 【農薬施用により樹勢回復した樹】


2019年12月26日

稲WCS品質向上研修会を開催しました

 JAしまね出雲WCS協議会は耕種農家・畜産農家を構成員とした2015年に設立された協議会で、稲WCSの安定供給や品質向上を目的とした活動を行っています。毎年、品質向上を目的とした研修会を実施しており、本年も12月6日畜産技術センターにおいて、約30名の参加のもと研修会が開催されました。
研修会では、本年産の稲WCSロールを開封して、サイレージ発酵状況を参加者各自で確認したほか、今年は初めての取り組みとして、そのWCSを実際牛に給与し、嗜好性も確認しました。
次いで普及部から、畜産技術センターの協力を得て事前にWCSを分析した結果を報告しました。その結果、本年本格的に栽培を開始した、晩生品種「つきすずか」が良質な発酵をしていることなどが報告されました。さらに、普及部から品質向上のポイントや、効率的な収穫機械紹介など行いました。
JAしまね出雲WCS協議会の栽培面積は毎年100ha前後で、島根県でも一番の面積ですが、まだ畜産農家の要望に応えられていない状況です。協議会では、畜産農家の要望になるべく応えられるよう、単収のUPと、雑草混入防止や、適期収穫に向けた活動を行っていくこととしています。
普及部としても、適期刈り取り時期の見極めや、サンプリングによる水分測定など稲作担当と畜産担当がサポートを行い、稲WCSの安定供給に向けて活動していくこととしています。

出来栄え確認

 【出来を確認する参加者】

嗜好性確認

 【牛の嗜好性を確認】

分析結果報告

 【WCS分析結果の報告】


2019年12月10日

女性の力で出雲ぶどう産地の強化を

 本年産のぶどう生産は、春先からの天候不順、台風の接近等の不安定な栽培環境でしたが、適切な栽培管理により、単価、販売額ともに良好な成績となりました。

 一方、出荷量は1,000トンを切り、デラウェアについては需要が高まる5月、6月の品物が不足したことにより、市場関係者からは量の確保と早期出荷を強く依頼されているところです。

 総会では、所得向上と市場の要請・期待に応えるため、来年産に向けての生産計画を、今からしっかりと立てていこうと確認されました。

 また、JAしまね出雲ぶどう部会では、「どげでも守ろう出雲ぶどう」を合い言葉に活性化プランが作成され、プロジェクトチームにより実践されていますが、このうち「販売戦略」PJでは、女性部が中心的な役割を担い、一畑電車イベント、島根ワイナリーとのコラボ、PRチラシの配布、フェイスブックを活用したPR等の新しい取り組みは高く評価され、着実に成果をあげており、継続して実践していくこととなりました。

 総会終了後には、農業技術センターから「産地の維持と当面の栽培管理」について説明があり、産学官で連携している出雲農林高校2年生が「デラ産地を守り抜く」と題し、産地への期待と提案が意見発表として熱く語られ、来年産に向けての意識高揚の場となりました。

 出雲普及部では、活性化プランの実現、優良系品種の改植による、果実の高品質化と収量の確保等の対策に、一体となって取り組んでいきます。

総会の様子

 【総会の様子】


2019年12月3日



お問い合わせ先

東部農林振興センター

島根県東部農林振興センター 
  〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-1
  TEL: 0852-32-5638/FAX: 0852-32-5643
  e-mail: tobu-noshin@pref.shimane.lg.jp

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  松江農業普及部安来支所(島根県安来市穂日島町303)
  松江家畜衛生部(島根県松江市東出雲町錦浜474-2)
  出雲家畜衛生部(島根県出雲市神西沖町918-4)
  雲南事務所(島根県雲南市木次町里方531-1)
  出雲事務所(島根県出雲市大津町1139)