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出雲農林高校でGAPの授業を開催!

~GAP実践農家から取組みの実際について学びました~

 出雲農林高校は、令和元年度から3年間、文部科学省の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(プロフェッショナル型)」の指定を受け、同校を核に地域の多様な関係者と高校の関係者が協働体制を構築し、出雲市の地域及び農業を支える核となる人材を育成することを目的として、学校教育の充実・強化に取り組んでいます。

 GAP学習は、この一環である「持続可能な出雲農業の実現のための農業学習」として取り組んでおり、今回は、出雲農林高校食品科学科1年生40名を対象に授業が行われました。

 はじめに、当事業においてコーディネーターを務める柏原事務所長が、「美味しまね認証について」をテーマに、GAPの基本的知識や美味しまね認証制度について説明しました。

 続いて、島根県GAP生産者協議会出雲地域リーダーの神田農産株式会社代表取締役の神田真里氏が「未来に続く農業経営〜GAPで実践する安全・安心な農場運営〜」をテーマに講演を行いました。

 神田農産(株)は、美味しまね認証ゴールドを小松菜等の8品目で取得しており、神田氏は、認証取得までの経験談や取組みの実際について話され、「美味しまね認証は、毎年の監査を通じ、GAP農場としてレベルアップできることもメリット。自社では、出雲農林高校及び島根県立農林大学校のOB・OG3名が活躍している。GAPは、農業だけでなく、生活のあらゆることをより良くするための方法と考えるとおもしろい。例えば、効率的な勉強や安全な通学方法がある。G●Pの「●」に好きなことを入れてみて。」と生徒の関心を惹きつけていました。

 当農業普及部としては、今後も神田リーダーをはじめ、地域のGAP実践農家や関係機関と連携し、同校のGAP学習の充実や出雲地域でのGAPの取組み推進に向け、引き続き取り組んでいきます。

写真1

柏原事務所長による講話

写真2

出雲地域リーダー神田真里氏による講話


お問い合わせ先

東部農林水産振興センター

島根県東部農林水産振興センター 
  〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-1
  TEL: 0852-32-5638/FAX: 0852-32-5643
  e-mail: tobu-noshin@pref.shimane.lg.jp

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  安来農業部(島根県安来市穂日島町303)
  松江家畜衛生部(島根県松江市東出雲町錦浜474-2)
  出雲家畜衛生部(島根県出雲市神西沖町918-4)
  雲南事務所(島根県雲南市木次町里方531-1)
  出雲事務所(島根県出雲市大津町1139)