(1) RSウイルス感染症 >
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2014年の患者報告数は987件で過去10年間で2番目に多かった。
RSウイルス感染症は冬季に流行する疾患であるが、2012年と2013年は秋から初冬にピークがあった。2014年は11月から12月の冬季がピークとなった。
島根県全体では10月中旬から定点当り1.0件を超え、11月下旬のピークは定点当り4.2件となった。
全国でも2014年の11月から12月に患者報告数が増加し、12月の中旬のピーク時は定点当り2.6件となった。11月下旬の島根県の定点当り患者報告数は全国的にも多かった。また、鳥取県では同時期に定点当り患者報告数が最も多かった。
圏域別の各週の定点当りの平均患者数は、出雲圏域で1.6件と最も多く、次いで松江圏域が1.1件であった。
患者報告数の多かった10月から12月にはRSウイルスが12件と多く検出された。
RSウイルス感染症報告グラフ
シーズン別の報告数合計:RSウイルス感染症
平均報告数 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 |
2013年 | 2014年 |
445 | 30 | 134 | 135 | 215 | 415 | 273 | 524 | 634 | 1,155 | 933 |
987 |