(2) 咽頭結膜熱 >
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咽頭結膜熱は2013年から患者報告数が多い状態が続いており、2014年1月上旬から定点当り1.0人以上の流行となり3月上旬と4月下旬は定点当り3.0人を超え警報レベル(3.0)を超えた。
過去10年と比較して、2006年に次ぐ2番目に多い患者報告数であった。
圏域別の各週の定点当りの平均患者数は、出雲圏域で2.3件と最も多く、次いで松江圏域が1.0件であった。
全国では2014年に定点当り1.0人を超えることはなく、警報レベル(3.0)を超えた都道府県は島根県以外なかった。
病原体の検出では、5月にAdeno1,2,3,41、PIV2、Rhino、hMPV2、SAFVと複数のウイルスが検出されている。
咽頭結膜熱報告グラフ
シーズン別の報告数合計:咽頭結膜熱
平均報告数 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 |
2013年 | 2014年 |
604 | 578 | 480 | 1,162 | 638 | 468 | 357 | 334 | 544 | 276 | 686 |
1,126 |