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知事トピックス2007年10月

 

知事トピックス
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=2007年(平成19年)10月=

 

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10月31日(水)

「財政健全化基本方針」を発表

 

「財政健全化基本方針」を発表しました。

 この日、島根県が極めて厳しい財政状況から脱し、財政の健全性を取り戻すための「財政健全化基本方針」を決定し、知事自身が先頭に立って財政健全化のため改革に取り組む姿勢を示しました。

 

 基本方針では、平成20年度から平成23年度までの4年間を集中改革期間とし、抜本的な改革を集中して実行して収支不足を縮小したうえで、概ね10年後に収支均衡を達成することを目標としています。

 

 知事は、同方針が県民に痛みを伴うことを踏まえた上で、「活力ある島根を築く基盤として一緒に取り組んで欲しい。」と訴え、理解を求めました。

 

今後、同方針に基づいて、毎年度の予算編成を通じて具体化しくこととなります。

(県庁防災センター)

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10月30日(火)

島根・広島交流会議が開催され、共通課題や連携について協議

 

島根・広島交流会議が開催され、共通課題や連携について協議しました。

 この日、大田市内で島根・広島交流会議が開催され、両県の知事や経済界代表、合わせて5名が出席して、両県の交流・連携の促進に向けて共通する課題を協議しました。

 

 この会議は平成5年度から毎年開催されていますが、今回の話題の中心は何と言っても石見銀山遺跡の世界遺産登録でした。

 

出席者からは、広島県の厳島神社、原爆ドームと両県あわせて3つの世界遺産を核とした広域観光の振興やそのために陰陽を結ぶ高速道路の建設促進を両県が協力して国に働きかけていくべきだなどの意見が相次いで出されました。

 

 溝口知事は、「石見銀山への来訪者は、広島県からが最も多い。両県が互いに協力しあって質の高い観光を築いていきたい。」と述べ、広域観光の振興に向け、強い意欲を示しました。

 (大田市あすてらす)

 

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10月29日(月)

農業士の方々と懇談

 

農業士の方々と懇談しました。

 この日、県立農業大学校内で県内の農業士10名が知事と懇談しました。「農業士」は、農業後継者の育成や地域の農業振興のリーダーを育成するために、知事が認定して各地域で農業の指導的役割を担っていただいている方々です。

 

 参加者からは「担い手確保のためには努力に応じて収入が増える仕組みが必要」「都会の人は農業に魅力を感じており、担い手確保対策として島根に呼び込んでほしい」などといった意見や提案が出されました。

 

 知事は「皆さんの意見を大いに参考にして、今後の担い手確保・育成施策に活かしていきたいと思います。また、11月9日に東京の紀ノ国屋と提携調印をする予定であり、今後、都会の消費者が求めるものなどの具体的なアドバイスをいただいていくとにしています。」と述べ、担い手確保や農産品の販路拡大に積極的に取り組んでいく考えを示しました。

(大田市波根町県立農業研修館(県立農業大学校内))

 

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10月27日(土)

島根三洋電機(株)第三工場の起工式を実施

 

島根三洋電機(株)第三工場の起工式が行われました。

 この日、島根三洋電機(株)が雲南市内に建設する第3工場の起工式が行われました。

 今回増設される工場は、親会社である三洋電機(株)の太陽電池事業の拡大に伴うものであり、二色の浜工場(大阪府貝塚市)とともに同社のHIT(ヒット)太陽電池セル生産の2大拠点工場として位置づけられることとなります。

 これにより、島根三洋電機(株)では、HIT太陽電池セル生産能力を現状の50メガワットから約3倍の140メガワットに拡大する計画で、操業1年後には75名の新規雇用が予定されています。

知事は、「島根県においては、産業の振興を最重要課題と位置付け、様々な施策を行っています。そうした意味で、今回の新工場増設は、雇用機会の増大のみならず、産業の高度化にも大いに寄与するものと期待しています。」と挨拶し、島根三洋電機(株)の太陽電池事業に大きな期待感を示しました。

 第3工場は、鉄骨2階建て、延べ床面積14,800平方メートルで、平成20年3月に完成し、同9月から操業する予定です。

 (雲南市木次町島根三洋電機(株)敷地内)

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10月26日(金)

松江第一精工(株)、島根県及び松江市と覚書に調印しました。

 

松江第一精工(株)がソフトビジネスパーク島根へ進出することを決定され、島根県及び松江市と覚書に調印の様子その1

 松江第一精工(株)がこのほどソフトビジネスパーク島根(松江市)へ進出することを決定され、知事が多久和悠社長(本県松江市出身)に立地計画認定書を手渡し、併せて県と松江市との間で立地に関する覚書の調印式が行われました。

同社はコネクター等の電子部品や自動車電装品を製造販売する会社で、今後、同パークに社屋を建設後、平成22年4月に操業開始する予定です。投資額は約15億5千万円で、平成25年までに90名を新規雇用する計画です。

 同社は、金型から部品までを一貫生産し、また、操業当初の鉄骨2階建ておよそ3千平方メートルの延べ床面積を将来は1万2平方メートルまで増床することを計画されていることから、技術者の県内定着にも大いに寄与すると期待されています。

 松江市出身であり、ふるさと島根をこよなく愛しておられると自ら語られた多久和社長は、調印式の後、「コネクターは、今後も成長が見込まれます。当社は、技術力には自信があります。技術者雇用の受け皿になるようがんばりたい。」と述べられました。

(県庁301会議室)

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松江第一精工(株)がソフトビジネスパーク島根へ進出することを決定され、島根県及び松江市と覚書に調印の様子その2松江第一精工(株)がソフトビジネスパーク島根へ進出することを決定され、島根県及び松江市と覚書に調印の様子その3

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◇調印式の後、握手する(左から)知事、第一精工小西英樹社長、松江第一精工多久和社長、松浦正敬松江市長。(写真上)。

◆知事が多久和社長に立地計画認定書を手渡しました。(写真左)

◇島根県及び松江市と松江第一精工との間で立地に関する覚書の調印式が行われました。(写真右)

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10月22日(月)

企業立地セミナーが東京で開催され、「島根のIT」を大いにPR

 

企業立地セミナーが東京で開催され、「島根のIT」を大いにPRしました。

 この日、東京都内のホテルで「島根県企業立地セミナーIN東京」を開催しました。

この会議は、毎年首都圏や近畿圏で開催していますが、テーマをIT関連に絞り込んだ説明会は初の試みで、首都圏からソフト系IT企業が102社、約160名が参加しました。

 知事は、挨拶の中で、財務省時代に訪問したインドのIT都市バンガロールのなどを話題にしながら、島根県がソフト系IT企業の誘致に取り組む意義や、住環境など立地場所としての島根の特徴をPRしました。

 また、最近全国から注目されているプログラム言語「Ruby」の開発者で、島根在住の“まつもとゆきひろ”氏に講演をいただくとともに、県産業技術センターの研究員から、現在、県が新産業創出プロジェクトに取り組んでいる「バーチャルリアリティ技術開発プロジェクト」の概要を紹介しました。

 参加者からは、「魅力ある企業立地優遇策をはじめとする具体的な取り組みの話題を提供してもらい、島根県への関心が高まった。是非一度島根を視察してみたい。」「Rubyについて全く知らなかったが、興味を持つことができた。今後何らかの形で関わっていきたい。」など好評でした。

 セミナーを終えた知事は、「今後は、セミナーに参加いただいた方との縁を大切にし、実際に島根に視察に来ていただき、島根の暮らしやすさやなどを知ってもらい、立地に結びつけていきたい。」と抱負を述べました。(写真は、Rubyを説明する“まつもとゆきひろ”氏)

(東京都千代田区パレスホテル東京)

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10月21日(日)

松江の秋の風物詩“鼕行列”が行われました。

 

松江の秋の風物詩“鼕行列”の様子その1

 松江市の秋の風物詩、“鼕行列”が行われ、12町内会と3団体合わせて2千人が城下町に大太鼓の音を轟かせ、観衆8万人を魅了しました。

 今年は、松江開府400年ということもあり、松江城大手前駐車場には観覧席も設けられました。

 開会式で松江鼕行列保存会の法被を羽織った知事は、「今日は、まさに鼕行列日和です。さわやかな秋晴れに太鼓をこだまさせ、松江をそして島根を大いに元気にしてください。」と挨拶しました。

 知事は、昨日(20日)、同駐車場で開催された前夜祭では、飛び入りで参加し、観光客や一般市民と一緒になって鼕を叩きを体験しました。

 

※鼕行列は、松平藩主の松平宣維の後妻として、享保9年(1724)、伏見宮家の岩姫が京都からお嫁においでになったときから始まると伝えられています。毎年行われるようになったのは、昭和34年(1959)の松江市政70周年記念行事の時からで、毎年10月の第3日曜日に開催されています。

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松江の秋の風物詩“鼕行列”の様子その2松江の秋の風物詩“鼕行列”の様子その3

◇開会式で挨拶する知事。(写真上)。

◆市民や観光客と一緒になって、秋の風物詩を楽しむ。(写真左)

◇観覧席から勇壮な鼕を打つ参加者に拍手を送る。(写真右)

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10月19日(金)

福岡島根県人会及び北九州島根県人会に出席しました。

 

福岡島根県人会及び北九州島根県人会の様子その1

 この日、朝9時過ぎから、知事室で日本経済新聞の取材を受けた後、11時15分に出雲空港から一路福岡市へ・・・・12時50分から福岡市内のホテルで福岡島根県人会に出席しました。

 福岡島根県人会は、20人ほどの出席者で、ほのぼのとしたアットホームな県人会でした。

 知事として初めての福岡での県人会出席でもあり、“歓迎!溝口知事、御来福”と書かれた手作りの看板を掲げて歓迎していただきました。

 14時30分頃にお開きとなり、県人会のみなさんにお別れを告げた後、第一精工(株)福岡事業所を表敬訪問しました。・・・この会社は、本社が京都市にある電子部品製造会社で、この度ソフトビジネスパーク(松江市)へ進出していただけることとなり、来週(10月26日)、県庁で企業立地調印式を行う予定です。福岡事業所は、工場が3つあり、押しも押されぬ同社の主力生産拠点です。

 30分ほど懇談した後、ハイヤーで急ぎ北九州市へ!

 18時から、北九州市内のホテルで、北九州島根県人会に出席しました。この県人会は、北九州市在住の島根県出身者の方々が結成している会です。北九州市は、八幡製鉄(現在の新日本製鉄)で古くから賑わい、本県出身者も多くおられます。この日の出席者も100名近くあり、福岡島根県人会とは打って変わって、賑やかな会でした。

 特筆すべきことは、この県人会のメインイベントは折尾神楽なんですが、それは、島根の石見神楽がルーツであるということです。石見神楽に魅せられた益田市出身の野村砂男氏が37年前に北九州の地に折尾神楽保存会を結成され、苦労しながら北九州の風土に合うように工夫アレンジしながら根付かせたのだそうです。今では、北九州市をはじめ60カ所以上の神社に奉納されているそうです。

 兎にも角にも、今日は、・・・いや今日も忙しい知事でした。

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福岡島根県人会及び北九州島根県人会の様子その2福岡島根県人会及び北九州島根県人会の様子その3

◇福岡島根県人会の様子。“歓迎!溝口知事御来福”の看板が見えます。(写真上)。

◆第一精工(株)福岡事業所へ訪問しました。(写真左)

◇北九州島根県人会のメインイベント“折尾神楽”は島根の石見神楽がルーツです。(写真右)

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10月18日(木)

連合島根が島根県へ政策要望

 

連合島根の島根県への政策要望がありました。

 この日、連合島根(矢倉淳会長)が、2008年度(平成20年度)から2年間の島根県への政策要望を行われました。

 

 矢倉会長は、雇用や社会保障制度など15分野87項目にわたる「ゆとり豊かさを求める県民要求」を知事に要望されました。中でも、今なお、はっきりとした景気回復現象が県内に現れていない現状や地域や雇用形態により格差が拡大していることを踏まえ、地域産業の活性化による雇用創出と安定雇用の確保について、県として積極的な取り組みを求められました。

 

 知事は、「財政再建を行っている中ではあるが、必要性、優先度をよく検討し、対応していきたい。」と述べました。

 

 県は、この日の要望・提言について、11月に回答することとしています。

(県庁知事室)

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10月17日(水)

出雲圏域を対象に「一日対話の日」を実施しました。

 

出雲圏域を対象に「一日対話の日」の様子その1

 この日、出雲圏域を対象とした「一日対話の日」を実施しました。

 「どこでもふれあい懇談会」で知事は、まず、ヒラタ精機株式会社を訪問し、経営陣の方々と意見交換をした後、宍道湖ヨシ再生プロジェクト植栽イベント会場を訪れ、宍道湖の環境改善のために、小学生と一緒に宍道湖の岸辺にヨシを植栽しました。

続いて、平田木綿街道を視察し、木綿街道の活性化に取り組んでおられる方々と懇談しました。

 また、圏域別テーマ懇談会は出雲市立平田学習館で開催され、出雲圏域を中心に県下でNPO活動に取り組む団体の代表者と「NPOと行政の協働による地域づくり」をテーマに意見交換を行いました。

 知事は、「現在、県内には180のNPO法人と、その他に法人格はもたないがNPOとして活動されている団体が多数あり、各地で積極的に取り組まれておられます。安心して暮らせる島根をつくりあげていくため、県や市町村はこうしたNPOなどと積極的に連携・協働していく必要があります。そのためにもNPO活動が円滑に行えるよう県としても環境を整えていくよう努めていきたいと思います。」と述べました。

(出雲市内)

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出雲圏域を対象に「一日対話の日」の様子その2出雲圏域を対象に「一日対話の日」の様子その3

 

 

出雲圏域を対象に「一日対話の日」の様子その4

 

◇「NPOと行政の協働による地域づくり」をテーマに意見交換を行った皆さんと記念撮影。(写真上)。

◆ヒラタ精機株式会社を訪問し、経営陣の方々と意見交換をしました。(写真中段の左)

◇木綿街道の活性化に取り組んでおられる方々と懇談しました。(写真中段の右)

◆小学生と一緒に宍道湖の岸辺にヨシを植栽しました。(写真下)

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10月15日(月)

首都圏島根県観光情報説明会を東京で開催

 

首都圏島根県観光情報説明会を東京で開催しました。

 この日、東京都内のホテルで「首都圏島根県観光情報説明会」が開催されました。

 この説明会は、島根県の観光情報を首都圏の旅行会社や運輸関係機関、マスコミ・出版などの関係者に直接伝えるために毎年開催されています。今年は昨年より70人多いおよそ260人の参加がありました。

 説明会では、石見銀山遺跡周辺地域の観光、出雲路の観光、隠岐の観光などについてプレゼンテーションを行い、島根県を大いにPRしました。

参加者からは、「アクアスのバブルリング、TBS連続ドラマ「砂時計」のロケ地など、石見銀山の周辺部にも魅力的な観光地があるのがわかり、島根への関心がとても高まった。」など大変好評でした。

 知事は、「こうした観光に影響力を持つ方々との交流を契機として、良い旅行商品を企画いただいたり、記事を書いていただくなど島根県の観光振興に活路を見いだしていきたい。」と述べました。

(東京都港区ホテルオークラ東京)

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10月11日(木)

第9回全国和牛能力共進会が米子市で開催され知事が出品者を激励

 

第9回全国和牛能力共進会が米子市で開催され知事が出品者を激励しました。

 5年ごとに開催される“和牛のオリンピック”〜第9回全国和牛能力共進会(社団法人全国和牛登録協会主催)〜がこの日から14日までの4日間の日程で開催されました。

38都道府県から和牛494頭が集い、鳥取県米子市崎津団地をメーン会場に境港市、大山町の3会場で審査が行われます。

 初日のこの日は、メーン会場で開会式があり、常陸宮ご夫妻が出席されました。

 溝口知事は、メーン会場に設置されている島根県代表牛舎にかけつけ、県から出品されている27頭を1頭ずつ見て回りながら、出品者の方々に、「上位入賞を目指してがんばってください。」と激励しました。

 (鳥取県米子市崎津団地)

 

※共進会には島根県から27頭の代表牛が出品され、肉牛の部の第9区で3席に入賞するなどの成績を収めました。

 

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10月11日(木)

全国障害者スポーツ大会に出場する島根県選手団の結団式

 

全国障害者スポーツ大会に出場する島根県選手団の結団式が行われました

 

この日、第7回全国障害者スポーツ大会“秋田わか杉大会”に出場する島根県選手団の結団式が行われました。

 この日は、陸上競技など7種目に出場する選手と役員合わせて75名が集いました。

知事は木原清団長に団旗を手渡し「日頃の練習の成果を十分に発揮してがんばってください」と選手団を激励しました。

(島根県松江合同庁舎会議室)

 

 

 

※同大会は10月13日〜15日に秋田市で開催され、島根県選手団は金・銀・銅あわせて26個のメダルを獲得されました。

 

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10月10日(水)

県新規採用職員研修において講話を実施

 

県新規採用職員研修において講話を行いました。

知事は、平成19年度に県に新規採用された職員28名に対して講話を行い、自身の経験を交えながら県職員としての心構えや、県政の重要課題などについて話しました。

知事は「現場に出掛け県民の皆さんの思いや期待をよく聞くことが大切。また変化を敏感にとらえ、自分なりの考えを持ってほしい」と語りかけました。

 聴講した職員は真剣な面持ちで知事の一言一言に聞き入っていました。

(島根県自治研修所)

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知事は新規採用職員にどのような話しをしたのでしょうか?その要旨をメモしましたので、紹介します。

 

<世の中の情勢>
○世の中は国際化の流れ、地球が一つになろうとする流れの中で今後も競争が激しくなっていく。競争は日本社会に大きな影響を与える。競争の中で日本も変化していくことが必要だ。
○開発途上国は外国から制度を取り入れて、大きく変化し発展することができるが、成熟した日本ではそのような変化はできない。しかしそうした中でも変化していくことが必要。

<職員としての姿勢>
○県下で起こっていることに敏感であることが必要。
○県民が思っていること、期待することをよく聞くことが大切。そのために現場を見ることが大切。
○県が(自分が)何をしようとしているかを自分の言葉で(分かる言葉で)分かりやすく伝えることが大切。どのように伝えたら分かってもらえるかを常に意識すること。
○若者にいつも言っていることは、1.本を読め、2.人に会え、3.旅をしろ。自分の世界を広げることを心がけて欲しい。
○知事就任あいさつでも言ったが、1.自分は簡素を旨としている。何事も単純で自然がよい。2.職員は自分の考えを持ってほしい。
○変化に敏感になれ。若者は、自分なりの考えを組織に伝えることで組織に刺激を与える役目を期待されていると思ってほしい。

<県政課題>
○財政健全化。県民の理解を得ながら財政健全化を進めていかなければならない。皆さんも理解してほしい。
○産業振興。島根の先行きはそんなに暗いとは思っていない。島根の将来を明るくするために、先進的な取り組みの支援や誘致を進める。
○その他課題。1.中山間地域の医療問題、2.財政再建の過程で公共事業が激減(7割減)し地域の建設業に大きな影響が出ていること、3.災害対策、4.農業分野での産業振興(島根県内では需要は大きくない。拡大する都市の需要をとらえ売れるものを作らないといけない。民間は工夫が必要。行政は工夫の支援が必要。)など。

 

 県新規採用職員研修において講話を行いました。

 講話後、知事を囲んで皆さんで記念撮影をしました。がんばってください!

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10月9日(火)

若手職員の政策提案グループが知事に中間報告を実施

 

若手職員の政策提案グループが知事に中間報告を行いました。

若手職員の政策提案グループ「『しまねの森』水と緑の再生プラングループ」が、この日知事に中間報告を行いました。

提案グループは、まず森と人とを結びつけるための情報提供や活動拠点の整備が必要とし、現在関係機関や団体に分散している森林情報を一元化する「総合森林情報管理システム」の構築を提案しました。

 その上で、「つよい林業の森づくり」「住民参加の森づくり」の2つの視点から森の再生について提案しました。

 また、森の再生には県民一人ひとりの意識が大切であり、県民総出で行う必要があることから、運転免許更新時などを活用した意識啓発や森に「優しい人認定書」の発行、ボランティア活動などに県職員が積極的に参加することが必要であると説明しました。

 知事は「県産材の利用促進は県外の大市場を対象とした検討が必要」「環境税の考え方や欧州の国々の施策なども勉強してみてほしい」など、新たな視点についてアドバイスしました。

同グループは11月中旬に最終報告を行う予定です。

(県庁知事室)

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10月7日(日)

益田川治水ダム建設事業が完成し完工式が行われました。

 

完工式の様子その1

 

 益田川流域を洪水から守ることを目的とした益田川治水ダム建設事業の完工式が、益田川ダムサイト(益田市久々茂町)で行われ、関係者ら200人が出席し完成を祝いました。

 

益田川治水ダム建設事業は、昭和47年7月豪雨災害を機に計画されて以来、実に34年もの歳月をかけての事業完工でした。その間、昭和58年7月の豪雨では、死者39名、全半壊家屋1,700棟あまりという未曾有の被害を被りました。それだけに今回の完工は、関係者にとって喜びもひとしおでした。

 

「益田川は、たびたび水害を起こし、抜本的な治水対策が悲願だった。安全で安心して暮らせる社会に向け、災害に強い県作りを進めていきます。」・・・・知事は挨拶した後、自ら紅白のテープにはさみを入れ、併せて関係者がくす玉を割り、自然災害に強い県土づくりを誓いあいました。

(益田市益田川ダムサイト)

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完工式の様子その2完工式の様子その3

 

◇完工式の後、ダムサイトを渡り初めしました。(左)

◆祝賀会では、本場石見神楽の定番“八岐大蛇”が演じられました(右)。

 

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10月6日(土)

日本産婦人科医会学術集会が松江市で開催

 

日本産婦人科医会学術集会が松江市で開催されました。

 この日と7日の両日にわたり、第34回日本産婦人科医会学術集会が、ホテル一畑(松江市)で開催され、全国から350人の産婦人科医が参加しました。

集会では、地域の産科医療を確保する上でお手本とも言うべき宮崎県の産科医療の病診連携体制や、静岡県でいち早く開始された産科オープンシステムについての実例報告、医療事故対策の仕組みづくりを目指した提言のほか、中国地方6大学の教授による産科・婦人科の最近のホットな話題・問題について講演がありました。

 知事は、開催県の知事として歓迎の挨拶をしました。この中で、「全国的に厳しい産科・婦人科医療環境の中で、島根県においても離島住民が島内で分娩ができないなど、産科・婦人科医師の確保がここ数年深刻な問題となっています。今回の学術集会が、こうした問題の進展に糸口を見いだす機会になりますことを切望しています。」と述べました。

 

 (松江市ホテル一畑)

 

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10月5日(金)

移住・交流推進機構が発足し設立総会が開催

 

移住・交流推進機構が発足し、設立総会が開催されました。

総務省と民間企業、地方自治体で構成する「移住・交流推進機構」(JOIN)がこの日発足し、東京都内のホテルで設立総会が開催されました。

 

JOINNは、地方経済の復興を目的とし、団塊世代の都市からの移住や交流により、地域の活性化やビジネスチャンスを高めていく取り組みを行うこととしており、30の都道府県や635の市町村のほか、特別法人会員や一般法人・地域法人などが会員登録されています。

 

 18人の設立発起人の内の一人である溝口知事は、記者の質問に、「今後イベントやインターネットを通じて移住・交流希望者への情報発信などの事業を積極的に行っていきたい。」

と述べました。

(東京都内のホテル)

 

 

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10月3日(水)

アサヒビール(株)福原俊行山陰支店長が知事を表敬

 

島根県町村会(中島巌会長:津和野町長)の要望がありました

 

 アサヒビール(株)の福原俊行山陰支店長がこの日、知事を表敬され、石見銀山遺跡の世界遺産登録を記念したビールを島根県内で限定発売することを報告されました。

 

 新発売のビールは、アサヒスーパードライ中瓶に石見銀から鋳造した銀貨「御取納丁銀(おとりおさめちょうぎん)」を背景に「祝!世界遺産登録石見銀山」と書かれた特製ラベル付きです。

 福原支店長は「ビール瓶を手にとって石見銀山を話題にしてもらうことで地域に貢献したい」と述べられ、知事も「契機づけになってありがたい」と答えました。

 

 島根県内におけるビールの発売は10月26日からです。

(県庁知事室)

 

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10月2日(火)

島根県町村会(中島巌会長:津和野町長)の要望

 

島根県町村会(中島巌会長:津和野町長)の要望がありました

 島根県町村会の中島巌会長(津和野町長)らがこの日、知事に県町村会の要望を行われました。

 中島会長は、地方分権改革の推進と地方税財源の充実強化やポスト過疎法の制定、さらには道路の整備促進など14項目について要望されました。

 この内、地方分権改革の推進と地方税財源の充実強化について、中島会長は、「町村においては、徹底した行政の効率化・スリム化、事務事業の見直し・削減に取り組んでいるが、地方交付税の削減などにより依然として危機的状況を脱していない。」として、法人2税を中心に生じている大都市と地方の税収格差を是正するための方策を講じることや、町村の安定的財政運営に必要な地方交付税の総額を確保することなどを国に対して強く要請していくことを求められました。

 これに対して、知事は、「私も思いは同じです。島根県と同じような状況にある他県とも連携して、国に強く働きかけていきたいと思います。」と答えました。

 (県庁知事室)

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10月1日(月)

韓国を訪問して書道交流を行う明誠高校の生徒が知事を表敬

 

韓国を訪問して書道交流を行う明誠高校の生徒が知事を表敬されました

 書道を通じて韓国と島根の文化交流を図ろうと、このほど韓国を訪問する明誠高校(益田市)の生徒が知事を表敬され、出発の挨拶をされました。

 

 今回の訪韓は、斐川町国際交流協会が実施する「島根と韓国を結ぶ高校生の書道文化交流事業」により実施されるもので、明誠高校の生徒は、10月3日に訪韓し、翌4日に仁川市の韓進(ハンジン)高校の生徒と、5日にはソウル市へ移動し、大東(テドン)高校の生徒とそれぞれ書道文化交流を行います。

 

 今回のテーマは、“信じ合おう世界はひとつ”です。

生徒たちの抱負を聞いた知事は、「書道は、韓国、日本共通の文化で、こうした書を通じて交流することは素晴らしいことだと思います。テーマも素晴らしい。どうかみなさんの心を書を通じて大いに伝えあってください。」と激励しました。

 (県庁知事室)

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お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp