(4) 感染性胃腸炎 >
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○2012/2013年シーズンについて
2012/2013年シーズンの患者数は11,501件で、近年10,000件前後で推移している。
12月と4月下旬頃の2峰性のピークを示すことが多いが、2012/2013年シーズンも12月上旬(第50週)と4月下旬(第17週)にピークを示した。特に12月のピークは例年より患者数が多く、定点当りの患者数が21件となり警報レベル(20.0件)を超える流行となった。
2012/2013年シーズンは全国でも12月上旬(第49週)にピークがあり、定点当り19.6件となった。しかし、島根県のような4月下旬のピークは全国ではみられなかった。
圏域別では例年、松江圏域及び大田圏域で多い傾向があるが、本シーズンも同様の傾向であった。
病原体は12月頃の冬季にノロウイルスG2が多く検出されており、3月〜5月にはロタウイルスやサポウイルスが多く検出された。
感染性胃腸炎報告グラフ
シーズン別の報告数合計:感染性胃腸炎
平均報告数 | 2003/04年 | 2004/05年 | 2005/06年 | 2006/07年 | 2007/08年 | 2008/09年 | 2009/10年 | 2010/11年 |
2011/12年 | 2012/13年 | (2013/14年) |
9,076 | 7,009 | 7,841 | 8,040 | 10,033 | 11,351 | 10,042 | 10,341 | 9,802 | 10,440 |
11,501 | 3,438 |