犯罪被害者やそのご家族は、犯罪被害を受けることによって、被害直後から経済的被害や精神的被害など様々な困難に直面します。
警察は事件・事故の発生直後から犯罪被害者やそのご家族と密接に関わる機関として、様々な被害者支援を行っています。
島根県警察では、警察本部警務部広報県民課に「犯罪被害者支援室」を設置しています。また、各警察署においても、「被害者支援係」、「被害者支援要員」を配置していますので、いつでもお気軽にご相談ください。
故意の犯罪行為により、亡くなられた方のご遺族や、障がいが残った方、重傷病を負った方に対して、一定の要件に該当する場合、国が一時金として給付金を支給します。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
パンフレット(PDF:13MB)※平成30年4月1日以降に被害に遭われた方
パンフレット(PDF:4MB)※平成30年3月31日以前に被害に遭われた方
日本国外において行われた故意の犯罪行為により、不慮の死を遂げた日本国民の遺族に対して国外犯罪弔慰金を、障がいが残った日本国民に対して国外犯罪被害障害見舞金を国が支給します。
島根県においては、島根県警察本部広報県民課犯罪被害者支援室が申込窓口です。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
各種要望や相談に応じる窓口として、相談窓口を設けています。(相談窓口一覧)
被害者の方や家族の方等の悩みや相談に、警察だけで対応することは困難なこともあります。
総合的な被害者支援を行うため、司法、行政、医療、報道機関、民間企業等で連携した支援活動を推進しています。
被害者やそのご家族が受けた被害の軽減、回復には、周囲の方の理解や共感、配慮、協力がとても大切です。
地域社会において、被害者が受けた痛み、命の大切さ、支援の必要性等に理解が深まれば、被害者への配慮や被害者支援への協力が促進されるとともに、「犯罪を許さない」という気運が社会全体に醸成され、安全で安心して暮らせる地域社会となることが期待されます。
島根県警察においては、関係機関団体等と連携して、被害者支援の重要性や、犯罪被害の実態等に関する広報啓発活動を行っています。