島根県警察では、平成22年度から犯罪被害者等基本法に基づく社会全体で被害者を支え、被害者も加害者も出さない街づくり事業の施策として、「命の大切さを学ぶ教室」を開催しています。
同教室では、犯罪等でお子さんを亡くされた御遺族の講演を主な内容としており、参加者は、御遺族が犯罪により受けた様々な「痛み」、子どもを亡くした親の思い、生命の大切さ、加害者も被害者も出さない社会を希求する被害者の思い等への理解を深めることにより、将来の社会を担う中高校生に、被害者への配慮・協力への意識を涵養するとともに、犯罪を犯してはならないという規範意識の向上を図ろうとするものです。
そして、更にその効果を高めることを目的に、平成23年度から警察庁主催による命の大切さを学ぶ教室全国作文コンクールが開催されており、優秀作品の表彰を行っております。