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2015(H27)年 <  2016(H28)年 年報    > 2017(H29)年
目次 I.概要 II-1.発生状況の解析と評価 II-2.定点把握疾患発生状況 III.検査情報
インフルエンザ定点 小児科定点 眼科定点 基幹病院定点
印刷用ページ (3) マイコプラズマ肺炎 >データ表示
 マイコプラズマ肺炎は2012(平成24)年(297件)に大きな流行があった後も流行前と比較して多い報告件数が続いていた。2015(平成27)年(85件)で100件を下回ったが、2016(平成28)年は192件となり、4年ぶりの流行となった。
 圏域別の定点当り報告数では雲南圏域が117.0件となり、年間を通じて患者報告があった。その他の圏域では大田圏域27.0件、浜田圏域15.0件、松江圏域10.0件、隠岐圏域8.0件。出雲圏域7.0件、益田圏域1.0であり、圏域によって流行状況が異なっていた。
 全国的にも2016(平成28)年は2012(平成24)年以来の流行となり、都道府県によって差はあるものの9月下旬(39週)から12月にかけて定点当り1.0人を超え、10月下旬(第42週)に定点当り1.64人のピークが見られた。
 なお、本疾患は小児科外来で診断・治療されるケースが多いと思われるが、感染症サーベイランスでは基幹定点による報告となっている点に留意されたい。
マイコプラズマ肺炎報告グラフ
過去5年間比較
過去10年間推移
過去10年間推移
過去報告推移
島根県報告推移
地域別報告推移
年齢別報告推移
全国地域別報告推移

シーズン別の報告数合計:マイコプラズマ肺炎
平均報告数2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年 2015年2016年
1104321147551413329712410085 192

インフルエンザ定点
インフルエンザ
小児科定点
RSウイルス感染症
咽頭結膜熱
A群溶連菌咽頭炎
感染性胃腸炎
水痘
手足口病
伝染性紅斑
突発性発しん
百日咳
ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎
眼科定点
急性出血性結膜炎
流行性角結膜炎
基幹病院定点
細菌性髄膜炎
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎
感染性胃腸炎 (ロタ)

解析と評価
発生状況
表5.指数(県)
表6.指数(地区)
表7.地区
表8.月(県)
表09-1.月(東)
表09-2.月(中)
表09-3.月(西)
表09-4.月(隠)
表10.年齢
島根県感染症情報センター