(4) 感染性胃腸炎 >
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2016(平成28)年の報告件数は10,396件で、2013(平成25)年以来の1万件越えとなり、過去10年で最小だった2015(平成27)年(7,695件)から大きく増加した。
島根県全体では、2015(平成27)年10月下旬から2016(平成28)年1月上旬まで定点当り7人から12人程度の流行が続いていたが、2016(平成28)年1月中旬から急増し、2月上旬から3月中旬にかけて定点当り12人を超える流行となった。その後6月上旬まで増減を繰り返しながら流行が続いたが、その後も定点当たり5人前後の状況が続いた。
2016(平成28)年10月上旬から再び報告数が増加し、12月上旬から下旬にかけてに定点当り12人を超える流行となった。
圏域別の各週の定点当り患者数は、松江圏域で12.8件、大田圏域で10.7件、出雲圏域で9.6件と多かった。
全国では、島根県で見られた2月から3月にかけてのピークはなく、11月から12月にかけてのピークが見られた。
感染性胃腸炎報告グラフ
シーズン別の報告数合計:感染性胃腸炎
平均報告数 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 |
2015年 | 2016年 |
9,888 | 9,781 | 9,832 | 10,035 | 9,110 | 11,753 | 9,527 | 11,233 | 11,169 | 8,239 |
7,695 | 10,396 |