『守られる人から守る人へ』
警察学校は、「守られる人から守る人へ」と大きな転機を迎える場所です。
警察職員としての第一歩は、例外なく、警察学校から始まります。
警察の責務は、警察法第2条第1項に
「警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもってその責務とする。」
と明記してあります。
その責務を背負い従事する警察の仕事の内容は、非常に多岐にわたり、いつ、どこで起こるか分からない事件・事故に対して、迅速かつ的確に対応することが求められ、多くの専門的な知識や技術を必要とし、困難性が高い仕事もあります。しかし、その反面で、県民の生活にとても密接し、非常にやりがいを感じる仕事でもあります。
このような仕事に取り組むことのできる警察官へとなるため、警察学校での訓練では、時に厳しい内容となることもあり、くじけそうになることもあるかもしれません。しかし、同じ志を持ち、同じ環境の中で生活する同期との協力により、必ずや乗り越えられます。そして、警察学校を卒業する時には、自分の大きな成長を実感するにちがいありません。
大丈夫です。
教職員一同、皆さんが一日も早く一人前の警察官として現場で活躍できるよう全力でサポートしていきます。
≪主任教官・児玉晋太郎≫