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・2014/2015シーズン(2014年第36週〜2015年第35週)について
2014/2015年シーズンのインフルエンザの患者総数は8,919件で、過去5年間と比較し最多となった。
全国的には1月下旬第4週をピークとする流行となり、島根県は全国よりやや早い1月中旬第3週が流行のピークとなった。
2014年は、夏季にも松江・雲南・出雲・浜田圏域で散発的な患者発生報告があり、2014/2015シーズン開始の9月〜11月には、松江・雲南・出雲・益田圏域で散発的な患者発生報告があった。
特に、出雲圏域では9月中旬 第37週 及び 第38週 に学級閉鎖措置をとった学校もあった。
2014年12月上旬第49週(12月1日〜12月7日)には、県内全域の患者報告数が流行開始の目安となる定点当り1.0人を超えた。
2015年1月上旬第1週(12月29日〜1月4日)には、県内全域の患者報告数が注意報レベル(10.0人)を超える流行(定点当り14.7人)となった。
2015年1月中旬第3週(1月12日〜1月18日)には、県内全域の患者報告数が警報レベル(30.0人)を超え、流行のピーク(定点当り44.6人)となった。
2015年2月中旬第8週(2月16日〜2月22日)には、県内全域の患者報告数が流行警報解除基準値(10.0)未満(定点当り6.2人)となったが、松江・出雲・大田圏域では7月まで患者発生報告があった。
2014/2015シーズンの流行は、全国的にA香港型が主体となり、後半、B型も検出された。
島根県も同様の傾向を示し、A香港型が主流であったが、3月中旬以降、中部を中心にB型も検出された。
インフルエンザ報告グラフ
シーズン別の報告数合計:インフルエンザ
平均報告数 | 2005/06年 | 2006/07年 | 2007/08年 | 2008/09年 | 2009/10年 | 2010/11年 | 2011/12年 | 2012/13年 |
2013/14年 | 2014/15年 | (2015/16年) |
8,105 | 6,667 | 6,528 | 4,577 | 8,668 | 13,037 | 8,715 | 7,231 | 8,511 | 8,199 |
8,919 | 7,746 |