車の死角知っていますか?

 

 このほど、鎌手公民館の「公民館講座」において交通安全教室を開催し、その中で「車の死角実験」を行いました。

 死角実験では、普通車の周りに約40本の三角コーンを置いていますが、なんとその三角コーンが運転席に座ると1本も見ることができません。

 これが「車の死角」です。

 車種や車両の形状によって異なりますが、普通車の場合、後方で約10m、前方で約5m、左右もバックミラーやピラー(屋根を支える柱)等で全く見えない部分が存在します。

 受講者からは、「全然見えない。」とか「こんなに見えない範囲が広いのには驚きました。」との声が多く聞かれました。

 運転する方はもとより、車に同乗する方も車に乗り降りする際、運転手から見えていないかもしれない可能性がありますので気をつけましょう。

車の死角実験の様子 サイドミラーに映る死角の様子