台風・大雨編
台風や大雨に備えて、日頃から次のことに注意しましょう!
日頃の備え

- 気象情報を知りましょう
ラジオやテレビ等で、最新の気象情報を入手しましょう。 - 環境整理をしましょう
自宅周辺の整理をして、強風で飛びそうな植木鉢や物干し竿等は片付けておきましょう。 - 非常持出品を準備しましょう
懐中電灯、携帯ラジオ、水筒、救急用品、貴重品など、避難するのに必要な最小限の非常用品を普段から準備し、いつでも持ち出しできるようにしておきましょう。 - 危険な場所には近づかない
増水した川や用水路、海の波打ち際は、大変危険です。また、がけ崩れが起こりそうな場所には近寄らないようにしましょう。 - 避難はみんなで協力しましょう
日頃から、家族やご近所と近くの避難所を確認しておき、特にお年寄りや子供は、みんなで協力して避難を助けましょう。
台風豆知識

- 台風の進行方向の右側では、左側よりも強い風が吹きやすいため、暴風や高潮などの災害が起こりやすくなります。
- 台風にならない熱帯低気圧(台風の子供)でも、局地的に豪雨を降らせることがあり、注意が必要です。
- 台風がはるか遠くにあっても、台風の進行方向に前線があると前線が刺激され、集中豪雨となるため、注意が必要です。
- 平均風速が毎秒20メートル(20m/s)を越すと木造家屋に被害が出始め、総雨量200ミリを越すと床上浸水や家屋の流出などの被害が発生しやすくなります。
がけ崩れ危険箇所の目安

次の点に注意してください。
- 5メートル以上のがけ
- がけの角度が30゜以上ある
- がけの斜面に凸凹があり、上部が覆いかぶさっている
- 岩が土のようにボロボロになっている
- 湧水がある
- 水が集まりやすいところがある
- 地肌(よう壁や石垣)にひび割れができている
- シラスなど水に弱い地質のがけ
- 硬い岩でも割れ目の多いがけ
- 近くで崩れたことがあるがけ
みんなで次のことに注意してキャンプを楽しみましょう!

- 安全を確保し、自然と触れ合いましょう。
本来、川や海で遊ぶことには、大きな危険が潜んでいることを理解し、安全を確認して事故に遭わないよう十分注意しましょう。
- 気象情報を知りましょう。
災害が発生するおそれがある場合には、注意報や警報が発表されます。ラジオ等で最新の気象情報を知っておきましょう。
- 雨が降れば川は増水します。
上流で雨が降れば川は増水します。天気が良くても川が濁ってきた場合には、川が増水してくる可能性がありますので、直ちに河原から出ましょう。特に、中州や逃げ場のない場所でのキャンプ等は絶対にやめましょう。
- ダム放流に注意しましょう。
上流にダムがある川では、放流により川が増水します。電光掲示板やサイレンで放流警報が出された場合は、直ちに河原から出ましょう。
- 川の状態をよく知りましょう。
草の生えていない場所や、草が生えていても下流に向けて倒れている場所は、増水すれば水没します。また、川の両岸で草や木の生えていない高さはそこまで増水する証拠です。川の状態を十分に理解して、安全にキャンプをしましょう。
- 避難は早めにしましょう。
普通、大人でも膝ぐらいの深さになれば足を取られたり流されたりして避難が困難となります。気象情報や放流警報などで少しでも増水する可能性があることを知ったときには、早めに避難しましょう。