島根の史跡
下府廃寺・片山古墳の地図 |
古代石見の豪族の奥津城と氏寺
片山古墳・下府廃寺 浜田市の東に当たる国分や下府一帯は、国府や国分寺の置かれた古代石見の中心地の一つ。この地に有力な豪族がいた証拠が片山古墳と下府廃寺です。片山古墳は山の斜面に作られた七世紀中頃の古墳で、大きな石で横穴式石室を作っています。この地の有力豪族が葬られたと見られます。下府廃寺は7世紀終わり頃〜8世紀初めに建立されたと考えられる島根県でも最古級の寺の跡です。寺の範囲は一町(約100m)四方といわれ、巨大な石で作られた塔の心礎をみることができます。片山古墳が作られた頃は、権力の象徴として大きな墓(古墳)を築いていたのが、やがて壮大な寺院の建立によって豪族の権力を表すようになったものと考えられます。 |
片山古墳石室 |
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下府廃寺
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