島根の史跡
出雲大社
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往古の巨大神殿を彷彿とさせる国宝の本殿
出雲市大社町に鎮座する出雲大社は「縁結びの神様」として知られており、年間約200万人の参拝客が訪れます。境内地では施設建設を契機として発掘調査が始められ、2000(平成12)年4月には境内のほぼ中央から、高さ約48mというかつての高大な神殿の実在を示す3本束ねの巨大な柱根が発見されました。出雲大社の宮司家である出雲国造千家家に伝わる古図「金輪御造営差図」に描かれた本殿とほぼ一致するという貴重な発見でした。 現在の本殿は江戸時代の1744(延享元)年に建てられたもので国宝に指定され、その高さは約24mあり、神社建築としては日本随一の高さを誇ります。出雲大社に代表される大社造りは、伊勢神宮の神明造りとともに神社建築の成り立ちを考える上で極めて重要な建造物です。 |
出土した巨大柱 |
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出雲大社の地図
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