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宍道湖北岸のこの丘陵地では、住宅地造成中にたくさんの古墳が発見されました。現在は、発見された古墳を現地保存したり、復元整備したりして、古墳の丘古曽志公園となっています。

発見されたのは、前方後方墳、方墳、円墳、また、平安時代の窯跡です。古墳時代中期（5世紀）に築造された古曽志大塚１号墳は、県内第３位の大きさを誇ります。復元整備された古曽志大谷１号墳は全長45.5ｍの前方後方墳で、５世紀後半に造られました。斜面には石が貼りつけられ、外周には円筒埴輪が並べられています。埴輪のほか、刀や矢じり、斧などの鉄器や須恵器などの土器が出土しています。

（復元された古曽志大谷１号墳）