島根の史跡
御取納丁銀
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世界を駆けめぐった石見銀!
「世界遺産」登録を目指している石見銀山遺跡は、1526年から本格的に銀の採掘が始まったと伝えられています。400年にわたって採掘が行われ、戦国時代には尼子氏と毛利氏の争奪戦が繰り広げられました。 江戸時代になると採掘技術の発展により、銀を大量に採掘することができるようになりました。17世紀前半に日本から輸出された銀は、世界中で産出する銀の3分の1を占めていましたが、その多くが石見銀だったと言われています。 石見銀山遺跡と一言で言っても、銀を採掘した仙ノ山や役所、工人などの集落跡、寺院や神社、銀山を守備するための城跡、銀を積み出した港とそれらを結ぶ街道などが含まれています。 みどころは数多くありますが、まずは代官所や地役人屋敷、商家などが残る大森町でしょう。景観に配慮された町並みの整備が進められ、当時の姿が復元されています。大森代官所跡には石見銀山資料館があります。周辺の散策前に訪れたいところです。夏の龍源寺間歩の通り抜けはひんやりして気持ちいいものです。仙ノ山や山吹城跡は登るのは大変ですが、眺めは最高です。 鞆ヶ浦と沖泊の港も、中世から繁栄した姿を今も色濃く残しています。雰囲気のある温泉津の町並みと共に情緒あふれる光景が広がっています。 |
山吹城跡 |
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龍源寺間歩 |
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吹屋(製錬所)建物跡
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石見銀山マップ |
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石見銀山遺跡の地図 |
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大田市石見銀山課
TEL.0854-83-8134
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