島根がウマイ・美味発見05
タイのだしとユズが香る芋煮
津和野のランドマーク・青野山の麓に広がる笹山地区で育った里芋は、色白で粘りが強く、きめ細やか。この里芋で作る芋煮は、山形県、愛媛県とともに「日本三大芋煮」に数えられています。
あぶったタイと昆布でだしをとり、下ゆでした里芋をタイと一緒に煮込んで塩と薄口しょうゆ、みりんで味を整えます。タイの身をほぐして里芋とともに器に盛り、だしを注いでユズの皮をあしらえば完成。なめらかな食感の里芋は、口の中でとろけるようです。
津和野城下の寿司割烹「あおき」では津和野を代表する郷土料理のひとつとして、11月頃から2月頃まで芋煮を提供しています。「この辺りでは秋になると、芋煮しようかとみんなで声を掛け合い、一緒に鍋を囲むんです」と店主の青木孝志さん。津和野の人々を結ぶ大切な一品です。
寿司割烹あおきの青木孝志さん
寿司割烹あおき
(TEL:0856・72・0444)
営業時間:午前11時~午後3時、午後5時~午後10時
定休日:火曜
価格:津和野定食1,620円(税込)
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