10月21日、出雲市立みなみ小学校5、6年生に対し『ネット安全教室』を開催しました。
少年補導委員2人、朝山コミュニティーセンター長、子ども安全センター職員、まちの安全指導員が『オンラインゲームの遊び方を考えよう』と題した劇を演じ、登場人物(小学生A、B、C)の行動について児童に考えてもらえるような題材にし、
・ゲームに年齢制限があるのは何故か。
・SNS等を通じて知り合った人と会うことや、個人情報をネットに載せることの危険性。
・誹謗中傷行為について(『名誉毀損罪』、『侮辱罪』に問われる場合がある)。
・インターネット上には誤った情報もある(大麻、闇バイトには手を出さない)。
・保護者と一緒に、ネット機器を使う時のルール(『時間』、『課金』、『IDやパスワードを使い回さない』等)を考えよう。
などを伝え、児童一人一人が、自分の問題として捉えられる内容を組み立てました。
児童は真剣に授業に取り組み、少年補導職員の問いかけにも積極的に発言をしており、
・被害者にならないためにも、知らない人とはインターネット上でやり取りをしない。
・これからも、ルールを守ってオンラインゲームを楽しみたい。
との感想が述べられ、児童の防犯意識・インターネットリテラシーの向上及び規範意識の醸成が図られました。
また、チラシ『知ってる?境界線』を配布し、境界線について説明し、『人の体(プライベートゾーン)を勝手に触る行為は性暴力である』、『自分の境界線を守るために、嫌なことは嫌だと言ってもいい』等伝え、性犯罪・性暴力の加害者にならない、被害者にならない、傍観者にならないための教育を推進しました。