残業が多いですか?/転勤がありますか?/武道経験がない、体力に自信がない…/警察官は危険な仕事?/上下関係が厳しいイメージがありますが…/ご遺体に触れることがあると聞き不安です…/憧れの職種(白バイ隊員等)になるには?
確かに昔は「なかなか休めない」「土日も仕事をするのが当たり前」等と聞いたこともあります。
しかし今は、働き方改革により、男性女性ともに働きやすい職場環境に変化しています。
職員一人一人がワークライフバランスを実現できる、個人の能力を発揮してイキイキと働くための制度が整っています。
残業や休日出勤をしてもタダ働きになることはありません!!
給料とは別に、時間外手当(残業代)が支給されたり、勤務日を休日に振り替える振替休日が取得できるなど、様々な制度が整っています(^_^)v
島根県の職員ですので、県内を中心とした転勤があるのは事実です。また、その頻度は、職員の仕事内容や階級によって異なります。
毎年、職員が人事異動に関し、個々の勤務希望や人事異動に配意してほしい事柄等を自己申告する制度があります。
それらを参考にして、職員が仕事と育児、介護等の両立ができるよう、個々事情に配意した人事異動が行われています。
警察官の仕事をしていく上で、一定の体力が求められるのは事実です。
ただし、アスリートのような体力が求められるわけではありません。
警察学校をはじめ、様々な訓練や研修を通じて、警察官として必要な体力を身につけることができるカリキュラムが整備されています。
警察官全員が最初から武道の経験者だったり、有段者ではありません。初心者でも仕事に必要な技量が身につくような訓練や研修がありますので、心配はいりません。
警察官の仕事には、暴れている者を制圧したり、刃物等の危険な物を持っている者を取り押さえるなど、危険を伴う場面があるのは事実です。
しかし、危険な場面でも誰もが怪我することなく対応できるように
○相手を安全かつ効果的に制圧するための技術の活用
○複数人での連携した対応
○拳銃等の装備資機材の使用
等の訓練を定期的に行うなど、各種事故防止に努めています。
交番員は勤務中、防刃衣や拳銃、警棒等を装着して勤務しています。島根県警察では危険な現場に1人で対応することのないよう組織で対応しています。
島根県警察では、ハラスメントのない良好な職場環境の確保に努めています。
様々な研修や教養を通じて、職員一人一人がハラスメントに対する認識を深め、ハラスメントを「しない・させない・見逃さない」職場づくりを進めています。
誰もが気軽に相談できる体制、カウンセリングを受けられる体制を整備しています。
組織をあげてハラスメントの防止に取り組んでいます!
警察官の仕事の中で、避けて通れない業務のひとつです。
実際に、こうした業務を行う警察官は、ご遺体を取り扱うことに関して重要な業務を行っているという使命感をもって取り組んでいます。
警察官になり、必要な知識や技能を身につければ対応できるようになります。
一方で、精神的な負担があることも否定できないため、このような業務を行った場合は、特別に手当(給料)が支給されるほか、カウンセラーによるカウンセリングを受けられる制度も整備されています。
警察は職種が多く、部署によってご遺体を取り扱わないところもあります。警察官になって様々な仕事を経験していく中で、ご自身の適性をみながら考えていただくこともできるので安心してください。
ご本人の希望と適性に応じて、どのような職種で働くかが決まることとなります。もちろんご本人の熱意も大切です!
【警察学校を卒業すると…】
最初は全員、県内警察署や交番で地域警察官(おまわりさん)として働きます。
地域警察官は、事件や事故の現場に行ったり、交通取締りをしたり、地域の困りごとに関する相談を受けるなど、あらゆる警察の仕事を取り扱います。
地域警察官として働く中で、専門職種(刑事・生活安全・交通・警備)への希望が強くなるようでしたら、上司や専門部署に相談してください。
警察には幅広い職種がありますので、実際に警察官になって仕事をする中で、やりたい職種を考えていただくのも良いと思います。
また、仕事をしていく中で、自分に合わなかった場合、刑事→交通、生活安全→警備など、職種を変更することも可能です!