交通事故は、誰もが当事者となり得る身近な危険であり、依然として交通事故によって尊い命が失われています。
安全な道路交通環境を実現するためには、道路を通行する全ての人に、交通ルールを守っていただくことが大変重要です。
島根県警察では、県民の皆様を交通事故の脅威から守り、安全・安心な交通社会を実現するため、交通指導取締りを推進しています。
飲酒運転は、運転に必要な注意力や判断力が低下するとともに、気が大きくなるなど、交通事故を起こす危険性が極めて高い悪質・危険な犯罪です。飲酒運転による交通事故が後を絶たないことから、飲酒運転の根絶に向けて取締りを強化しています。
無免許運転は、運転免許を取得したことがなく自動車の運転技能を有していない者はもちろんのこと、交通違反を繰り返すなどにより運転免許を取り消された者や効力が停止中の者などによる悪質・危険な犯罪であることから、無免許運転の根絶に向けて取締りを強化しています。
交差点とその付近における歩行者の安全確保や出会い頭事故を防止するため、信号無視、指定場所一時不停止等の交差点関連違反や横断歩行者妨害の取締りを強化しています。
規制速度を遵守し、速度超過に関係する交通事故を防止するため、速度違反取締り重点路線などにおいて取締りを強化しています。
なお、高速道路交通警察隊及び各警察署では、速度違反取締り重点路線などを「速度取締り指針」として公表しています。
島根県警察速度管理指針→こちら
高速道路交通警察隊・各警察署の速度取締り指針→こちら
運転しながらのスマートフォン等の注視や通話は、注意力を欠き重大な交通事故につながる極めて危険な行為であるため、携帯電話使用等違反の取締りを強化しています。
全国では、通学途中の児童等の列に車が突入する悲惨な交通事故が発生しています。児童・生徒の安全を確保するため、スクールゾーンや通学路等において、通行禁止違反、横断歩行者妨害などの交差点関連違反、速度超過違反等の取締りを重点的に実施しています。
自転車関連事故の割合が増加傾向にある中、自転車に対する交通違反に対しては、積極的な指導警告を行うとともに、悪質・危険な交通違反に対しては検挙措置を実施しています。
違法駐車は、交通渋滞を悪化させる要因となるだけでなく、歩行者や車両の安全な通行の障害となるほか、緊急自動車の活動に支障を及ぼすこともありますので、違法駐車の取締りを行っています。
なお、駐車監視員による放置車両の確認業務は、令和4年4月1日以降委託していません。