高速道路交通警察隊浜田分駐隊では、春の全国交通安全運動の一環として、道の駅「ゆうひパーク浜田」にて、特設ブースを設置し、交通事故写真パネルや、のぼり旗を設置するとともに交通安全運動のチラシや啓発品を配布する広報啓発活動を行いました。
交通事故写真パネルを見た道の駅の利用者からは、「事故をするとこんなにも壊れることもあるんですね。」「安全速度を守って事故に気をつけます。」などの声が聞かれ、交通安全意識の向上が図られました。
高速道路やバイパスでは
○安全速度を守る
○割り込みをしない
○路肩走行をしない
○十分な車間距離をとる
○脇見運転をしない
の高速道路安全運転5原則を守って、交通事故に気をつけましょう。
新型コロナウイルス対策で要請されていた県境をまたぐ不要不急の移動の自粛が解除され、高速道路を利用して旅行される方も多いと思われます。道路交通法第75条の10には高速道路を利用する運転者の義務が規定されており、運転者は、あらかじめ
○燃料の量が十分であるか
を点検する必要があります。
仮に点検を怠って燃料不足のため本線上で停止した場合は、自らはもちろん、同乗者や他の通行車両にも危険を生じさせることになりますので、確実に点検をして、安全な旅行にしましょう。
※写真は加工しています
高速道路交通警察隊では、ドライバーに高速道路を安全に利用してもらうため、鳥取県警察高速道路交通警察隊と連携して、鳥取県・島根県高速道路交通安全協議会の協力により、「鳥取県・島根県高速道路危険箇所マップ」を作成しました。
マップには、交通事故の多い箇所や注意する場所を掲載していますので、是非活用してください。
島根県警察高速道路交通警察隊では、冬期の高速道路等における交通事故防止対策の一環として、鳥取県・島根県高速道路交通安全協議会の協力のもと、鳥取県警察高速道路交通警察隊と連携し、この度、「鳥取県・島根県高速道路等危険箇所マップ(冬期仕様)」を作成しました。
同マップには、冬道の安全運転ポイントや特に注意していただきたい場所を掲載していますので、是非、活用してください。
高速道路や自動車専用道路では、車やバイクが故障した場合には、車両を非常駐車帯等へ移動させた後、停止表示器材を後方に置かなければ道路交通法違反になります。
ただし、停止表示器材は車に標準装備されていませんので、高速道路等を走行する際は、規格にあったものを車やバイクに積んでおいてください。
また、万が一、運転中に故障して車が動かなくなった場合には、安全な場所へ避難し、警察へ連絡をしてください。
停止表示器材を設置した状況
停止表示器材
道路交通法が改正され、あおり運転に対する罰則が強化されました。
高速道路交通警察隊では、松江市玉湯町玉造地内の山陰自動車道宍道湖サービスエリアにおいて、利用者の方にチラシを配布し、STOP!あおり運転を呼びかけました。
※あおり運転の対象となる違反
○通行区分違反
○急ブレーキ禁止違反
○車間距離不保持
○進路変更禁止違反
○追越し違反
○減光等義務違反
○警音器使用制限違反
○安全運転義務違反
○最低速度違反(高速自動車国道)
○高速自動車国道等駐停車違反
雪道は大変滑りやすく危険です。スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤでも十分に速度を落とし、車間距離をとって運転しましょう。
特に、大雪特別警報や大雪に関する緊急発表が行われるような異例の降雪時には、立ち往生や交通事故の発生を防止することを目的に、タイヤチェーンを取り付けていない車両の通行を禁止する規制(通称「チェーン規制」)が実施される場合があります。チェーン規制が実施された場合は、冬用タイヤを装着していても通行することができません。
中国地方の高速道路では、
浜田道大朝IC~旭IC33.3km
米子道湯原IC~江府IC26.6km
の2区間が規制区間として想定されていますので、この道路を通行される場合は、チェーンの準備と装着方法の確認をしておきましょう。
昨年は暖冬でしたが、今年は例年並みの気温の低下が予想されています。
冬の時期の高速道路は、積雪、凍結や雪による視界不良など、走行する上での危険な要素がたくさん潜んでいます。雪道や凍結路面を夏用タイヤで走行するのは大変危険ですし、高速道路では急な積雪による道路状況の悪化により、冬用タイヤ規制が行われることがありますので、早めのタイヤ交換をお願いします。
なお、島根県内では、積雪・凍結時に冬用タイヤ又はチェーンを付けずに走行すると違反になりますので、注意してください。