この講座は、「人は耳元で話をされるとだまされやすい」という、心理学的見地から特殊詐欺対策について研究されている立命館大学客員教授の北川智利氏の協力を得て、津和野警察署が考案しました。
従来の寸劇やチラシを活用した受け身になりがちな防犯教室を、「条件がそろえば誰でもだまされる可能性がある」ことを心理学を利用し楽しく学んでいただきながら気づきを与える体験型の教室にしたものです。
この講座では、動画を見たり、音声を聞いたり、体験したりしながら、「自分もだまされるかもしれない」ことに気づいてもらい、特殊詐欺の最新手口や被害防止対策を学んで頂きます。
津和野警察署が先行実施したアンケート結果によると、下記グラフのとおり特殊詐欺に対する考え方が大きく変化し、参加者は「条件がそろえば誰でもだまされる可能性がある」ことに気づき、特殊詐欺を自分事として捉えるようになったものと認められました。
講座の内容についても、「おもしろかった」と答える人が約9割にのぼり、ご好評を頂いています。
本講座は、県内全ての警察署において実施しています。
公民館や地域の会合等で、本講座の受講を希望される主催者の方は、最寄りの交番・駐在所、又は、最寄りの警察署の生活安全係へお問い合わせください。
(1回の受講人数は10名程度~30名程度)
県民の皆さん、本講座を受講して、特殊詐欺を撃退しましょう!