話をする前に、相手の身分と用件をしっかり聞くことが重要です。相手によっては身分証明書を見せてもらうなどの用心が必要です。
悪質業者は、一旦家に入り込んだら何時間もしつこく勧誘します。うかつに家に入れないようにしましょう。入れたら大変です。
簡単に楽をしてもうかることは絶対にありません。「おいしい話」や「甘い誘い」に乗らないようにしましょう。
悪質業者は、預金などの蓄えを根こそぎとろうとしています。うかつに話したりしないようにしましょう。
最近は、電話での各種勧誘が非常に多くなっていますが、電話でも契約は成立します。後日のトラブルを避けるためにも、ちょっとでもおかしいとか、必要がないと思ったときは、はっきりと断り、電話を切ってください。
必要がない場合は、はっきりと断ってください。それでもしつこく勧誘する場合は、「110番しますよ。」とはっきり告げてから、110番通報してください。
契約するかどうか迷うことがよくあります。そのようなときには一人で悩まずに、身近な人に相談をしてください。契約のことを人に話してはいけないなどと口止めするような業者は要注意です。
契約は口頭でも成立しますが、契約書を作成するときは、慎重に行ってください。単に資料請求のつもりで印鑑を押し出すと、突然料金を請求されるというものです。資料に請求に印鑑が必要なわけありません。
印鑑を要求する書類は、それ自体が契約書である場合が多いので、小さな字でもよく読んで、十分に納得してから投函するのが原則です。印鑑を押す者は契約書だと認識してください。
一旦お金を支払ってしまうと、解約する場合、返金問題で必ずトラブルが発生します。3,000円未満の商品を現金で購入した場合は、クーリング・オフできませんが、3,000円以上の商品の場合は、現金払いでもクーリング・オフすることができますので、支払いは、できるだけ後払いにするのが賢明です。
悪質業者は、ダマシのプロ。自分だけは大丈夫と油断せず、くれぐれも被害に遭わないように気をつけましょう。