めざそう!拳銃のない安全な社会~拳銃や実包に関する情報は警察へ通報~
毎年、拳銃を使用した凶悪犯罪が発生しています。
拳銃事件は、暴力団だけの問題ではなく、その巻き添えや好奇心からの事件、事故も発生しています。
拳銃の話を聞いたり、見たりした場合は、最寄りの警察署又は交番、駐在所に届けてください。
〇こんなこと身近にありませんか
・自宅の屋根裏に古式拳銃、旧軍用拳銃が自宅の倉庫に保管してある
・遺品の整理などで、実家の倉庫から古式拳銃、旧軍用拳銃が見つかった
・知人が拳銃をもっているのを見た、拳銃について話しているのを聞いたなど
警察では、拳銃その他の銃器等に関する情報を受け付けています。
〇拳銃110番報償制度とは
幅広く拳銃その他の銃器等に関する情報の提供を受けるため、実名・匿名を問わず、事件の検挙に欠かせない情報の提供を受けた場合で、拳銃その他の銃器が押収され、かつ、被疑者の検挙に至ったときに、通報者に対して個別の事案に応じて報償金が支払われる仕組みです。情報提供にご協力ください。
全国共通フリーダイヤル
原則として通報者の発信地域を管轄する都道府県警察が受け付けます。
※注意
・列車公衆電話、IP電話(050番号)、海外からの受付はできません。
・捜査に関することや、警察で把握している情報は明らかにできません。
・県境では、発信地域と異なる都道府県警察が受け付けることがあります。
※詳しくは、警察庁ホームページ「拳銃110番」はこちら(外部サイト)をご覧ください。
オークション、フリマ、SNS等のサイトに、真正拳銃、改造拳銃、実弾が発射可能なモデルガン等違法銃器の販売や取引に関する情報が掲載されていることがあります。
これら違法銃器に関する情報も「拳銃110番報償制度」の対象となりますので、見つけた場合はフリーダイヤルに連絡してください。
旧軍用拳銃は、大事な遺品であっても、所持することが法律で禁止されています。
子供たちがもてあそんで、思わぬ事故につながったり、盗まれて犯罪に使用される危険性があります。
発見した場合は、速やかに最寄りの警察署又は交番、駐在所に届け出てください。
以下の特徴を持つ玩具拳銃は、銃刀法上の「拳銃」に該当し、所持すると銃刀法違反に問われるおそれがあります。
~玩具と称した拳銃の特徴(詳細)~
〇銃身、弾倉ともに実包が装てん可能な大きさである(約1cm)
〇実包の薬きょうに模したプラスチック型の弾が付属している
(※弾の中には、スプリングが内蔵されており、スポンジ・プラスチック製の弾頭を飛ばす仕様)
〇撃鉄、撃針があり、撃針(雷管を叩く針)が弾の雷管(実包の後端部)を叩くことで弾丸が発射される構造である
〇実在する拳銃がモデルとなっているものが多い
このような特徴を有する玩具拳銃は、インターネット等で「玩具と称して」密売されることがありますので、関連する情報をご覧になった場合や、特徴に合致する玩具銃を持っている、持っている人を知っている等の場合には、警察に連絡をお願いします。
「あの人が猟銃を持っているのはおかしい。」など猟銃の許可要件に関する情報、「近所の人で不審な行動等があり、猟銃を持っていて不安だ。」などの心配事は、最寄りの警察署、交番、駐在所にご相談下さい。
薬物中毒になると不安、被害妄想などの症状が現れ、妄想や幻覚によって交通事故や、殺人、放火等の重大犯罪を起こしたりすることもあります。
また、薬物を買う金欲しさに借金をしたり、窃盗、詐欺、売春などの犯罪を平気で犯すようになります。
更に、覚醒剤を始めとする薬物の乱用は、脳の正常な発達を止めてしまう他、体の主要な器官に悪影響を及ぼし、最悪の場合は死に至ります。
・正しい知識とキッパリ断る強い意志!
・ひとりで悩まず何でも相談しよう!
・みなさんからの通報が薬物乱用の防止に結びついています。
些細な情報でも最寄りの警察署、交番、駐在所又は匿名通報ダイヤルへ提供してください。
薬物に関する相談は薬物相談電話へ
※その他、薬物に関する啓発資料も掲載されています。
大麻事犯検挙人員は、平成26年以降増加が続き、令和4年も、過去最多を記録した前年に続く高い水準となりました。特に、20歳代が過半数を占めるなど、若年層を中心とした大麻の乱用の拡大が問題となっています。
大麻の違法性、有害性について正しい知識を身につけ、大麻に誘われても「はっきり、きっぱり」断る。断れない場合は「その場から離れる」ようにしてください。
また、大麻問題で困ったときは、家族、警察(薬物相談電話)などに相談してください。
※詳しくは、警察庁「大麻対策のためのポータルサイト」(外部サイト)をご覧ください。
危険ドラッグは、覚醒剤、麻薬、大麻など規制薬物の化学構造に似せて作られており、規制薬物と同等の作用を有する成分を含む商品が多く、大変危険です。また、合法と称して販売する商品の中に麻薬や指定薬物等の違法な薬物が含まれていた例もありますので絶対に手を出してはいけません。
※危険ドラッグの例はこちら
指定薬物とは、中枢神経系の興奮、抑制又は幻覚の作用を有し、かつ人体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれがある物として、厚生労働大臣が指定したもの。
指定薬物及びこれを含有する物は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」において、製造、輸入、販売、所持、使用、購入、譲受け等が禁止されています。
※指定薬物の指定状況は、厚生労働省ホームページ(外部サイト)をご覧ください。
・令和元年12月25日、大田市仁摩町地内の漁港にコカインが漂着しました。
・令和2年5月21日、隠岐の島町都万地内の海岸にもコカインが漂着しました。