- トップ
- >
- くらし
- >
- 地域振興・交通
- >
- 関係機関
- >
- 中山間地域研究センター
- >
- 森林保護育成科
森林保護育成科
苗木の育苗・植栽から伐採までの効率的な作業技術を確立するとともに、ナラ枯れなどの病害虫の防除技術の研究と支援を行い、健全な森林の育成と林業の振興を図ります。
トピックス
- 「スギ・ヒノキのコンテナ苗生産の手引き(改訂版)」を発行しました
- 陶山専門研究員、全国林業試験研究機関連絡協議会「研究功績賞」を受賞しました
- 陶山専門研究員が「森林防疫賞」を受賞しました
- 「近畿・中国四国の省力再造林事例集」が発行されました
- スギ立木の幹内部の色を音で判別する技術を開発[PDF形式]
- 米国の学会で木材内部の診断装置(ぽん太ProVersion最新バージョン)について発表[PDF形式]
- 伐って使うナラ枯れ対策[PDF形式]
森林・樹木の病虫害の診断・相談について
当センターでは苗畑、人工林、天然林あるいは庭園木等で発生した病害虫・気象害等による樹木の衰弱・枯死について診断を行っています。年間100件を超える診断依頼を受けています。
診断を希望される方は、診断用カードに必要事項をご記入・入力のうえ、依頼物件とともに直接センターにお持ち頂くか、送付してください。県内の方がご利用できます。
診断依頼の多い病虫害の一例(マツ褐斑葉枯病)
糸状菌(カビ)の1種による病害で、葉が茶色に枯れる。被害が激しいと木全体が枯れたように見える。
梅雨時期の殺菌剤(有機銅水和剤)の散布が防除に有効である。庭木で発生することが多く、とくに芽摘みをした木で被害が激しい。
6月頃の芽摘みを控えると被害を抑えることができる。
ご不明な点等ありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
TEL:0854-76-2025FAX:0854-76-3758
Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp
主な研究分野・手法
- 森林の育成と木材生産に関する研究
- 森林病害虫の予防と防除に関する研究
- 公益的機能を十分発揮する森づくりの研究
平成30年度の研究課題
- 森林被害のモニタリングと管理技術に関する研究(継続)
- 林木育種・森林育成モニタリング調査(継続)
- 循環型林業を促進させるための低コスト再造林・育林技術の開発ー林業経営サイクルの短期化が期待される早生樹の導入ー(新規)
- コンテナ苗を活用した低コスト造林技術の開発(継続)
- 島根県に適合した林業架線集材による低コスト木材生産システムの構築(継続)
|
|
|
|
写真:むかって左から海岸林、松くい虫被害にあった森林、高齢化した広葉樹、スギカミキリ被害木(スギ)、ナラ枯れ被害木
研究成果
- サカキ輪紋葉枯病とその防除
- 『広葉樹育苗の手引き-島根県に適した広葉樹の育苗方法-』(冊子)無料ダウンロードできるようになりました。
- 『低コスト素材生産に向けて-利用間伐事例調査(H15〜16)報告-』(冊子)無料ダウンロードできるようになりました。
- 庭園木クロマツに新病害(褐斑葉枯病)が拡大しています。
- タケのテング巣病について
- 針広混交林などの多様な森林(もり)づくりを検討する
- 樹木病害の防除に農薬が使えるようにする
お問い合わせ先
中山間地域研究センター
島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp