新型インフルエンザとは?
パンデミックを繰り返すインフルエンザ
A型インフルエンザウイルスは、40年から10年周期で新しい型に入れ替わります。
新しい型が登場した年には世界的な大流行(パンデミック)となり、多くの患者と死者がでています。
2009(H21)年4月28日 WHOは、メキシコ、アメリカ、カナダにおいて発生していたA/H1N1インフルエンザについて、新しい型のインフルエンザウイルスが継続的に人から人への感染がみられる状態になった
として、フェーズ4の宣言をしました。全世界で流行しましたが、懸念されていた病原性の高いウイルスでは無かったため、比較的死亡者が少なくてすみました。
その後、厚生労働省は2011(H23)年4月1日からは季節性インフルエンザに移行する事を発表し、2009年の新型インフルエンザは終結しました。
しかし、その後も鳥インフルエンザA/H5の発生が起こっているため、新型インフルエンザの発生に今後も注視する必要があります。