新型インフルエンザとは?
インフルエンザウイルスはどんなウイルス?
インフルエンザウイルスにはA型、B型およびC型の3つの型があります。人の間で現在流行しているウイルスは、
A型とB型で、ウイルス表面には HA:赤血球凝集素(ヘマグルチニン)と NA:ノイラミニダーゼがあります。
A型のHAは16種類、NAは9種類の型があり、それらが組み合わさって新型インフルエンザウイルスが生まれます。
A型インフルエンザウイルスには8本のRNA分節があり、それぞれがウイルスが増殖するために重要な役割をしています。
この8本のRNA分節は感染した細胞の中で増殖しますが、2種類のウイルスに同時に感染した場合はRNA分節の混合が
起こり、新しい型のウイルスができる可能性があります。