感染症(インフルエンザ、感染性胃腸炎などの一般感染症について)
新型コロナウイルス感染症(5類感染症)について
季節性インフルエンザについて
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症のことで、通常の急性上気道炎(かぜ)に比べ全身症状が強く出やすいことを特徴とします。
患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」が主たる感染経路ですが、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」もあります。
流行前に予防接種を済ませておく他、手洗いなどの感染予防やかかってしまった場合マスクを着用するなどの感染拡大防止にご協力ください。
詳細については、以下のページをご覧ください。
マイコプラズマ肺炎について
秋から冬にかけて患者数の増加傾向が見られるマイコプラズマ肺炎は、幼児期から青年期の若年層が好発年齢で、周期的に流行する疾患として知られています。
飛沫感染により感染しますが、感染には濃厚な接触が必要なため、職場内や家族内感染による場合が多くみられます。
令和6年は、全国的に患者報告数が増加しており、島根県でも、大きな流行があった2016年を上回る患者発生となっています。手洗い、換気、咳エチケットといった一般的な感染対策を心がけましょう。
詳細については、次のページをご覧ください。
感染性胃腸炎について
感染性胃腸炎は、様々な病原体が原因となります。
冬はノロウイルス、春はロタウイルス、夏は細菌が主な原因となる胃腸炎が多くなります。
感染性胃腸炎は、小児から大人まで流行の範囲が幅広く、小児だけでなく高齢者への注意も必要です。
詳細については、次のページをご覧ください。
ダニ媒介感染症について
ダニ類は様々な感染症を媒介します。
「日本紅斑熱」や「つつが虫病」、「重症熱性血小板減少症候群」等は、ダニ類に咬まれることによって感染します。
これらの感染症を予防するため、畑、草むら、野山などにでかけるときはダニ類に咬まれないように注意が必要です。
詳細については、次のページをご覧ください。
蚊媒介感染症について
デング熱等蚊媒介感染症については、蚊に刺されないよう予防するとともに、もし発症した場合には早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要となります。
海外渡航から帰国時に発熱等の体調異常がある場合は空港等の検疫所にご相談ください。また、帰国後に症状が出た場合は早めに近くの医療機関を受診していただくようお願いします。
詳細については、次のページをご覧ください。
夏に流行する子どもの感染症について
毎年夏に子どもを中心に流行する感染症として、手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)が知られています。
いずれもウイルスによる感染症で、有効な治療法やワクチンはなく、感染予防策としては、こまめな手洗いや、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおうなどの咳エチケットを心がけることが大切です。
詳細については、次のページをご覧ください。
麻しん(はしか)について
麻しんは、感染力が強く、時には重症な合併症を起こすこともあります。ひとたび患者が発生すると、次々と感染が拡大し、保育所や学校などの集団生活の場で流行しやすい感染症です。
自分がかからないために、周りの人がかからないために、予防接種が有効です。
詳細については、次のページをご覧ください。
風しん(3日はしか)について
風しんの免疫が十分でない妊婦が妊娠初期に風しんに感染すると、難聴、心疾患や白内障などを持った赤ちゃんが生まれてくることがあります。
妊婦の感染を防ぐために、風しんの感染を防ぎましょう。
詳細については、次のページをご覧ください。
レジオネラ症について
レジオネラ症は感染症のひとつで、レジオネラ属菌が原因で起こります。幼児やお年寄り、あるいは他の病気などにより体の抵抗力が低下している人に発病のおそれが強いといわれています。
水中や土壌中など自然界に広く存在する細菌ですが、消毒されていない水や、入れ替わりの少ない水、水温20℃から50℃前後の水に混入した時、増殖するおそれがあると言われています。特に給水・給湯設備、冷却塔水、循環式浴槽、加湿器、水景施設などでレジオネラ属菌が見つかっています。
詳細については、次のページをご覧ください。
梅毒について
梅毒は、梅毒トレポネーマ(Treponemapallidum)による感染症で、世界中で見られる代表的な性感染症のひとつです。
近年急速に報告数が増えています。
梅毒はペニシリン等による薬物治療で完治する病気です。しかし、症状が出たり、治ったりを繰り返す特殊な経過をたどるため、医療機関への受診が遅れる場合があります。治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると、脳や心臓に重い病気をおこすことがあります。また、途中で治療をやめてしまわないことも大切です。一度完全に治ったとしても、再び感染することがあるため、感染を予防する行動(コンドームの使用)が必要です。
詳細については、次のページをご覧ください。
その他の呼吸器感染症について
RSウイルス感染症は、例年、秋から冬季に流行がみられますが、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年以降流行パターンが変化しています。
ヒトメタニューモウイルス(hMPV)感染症は、乳幼児の呼吸器感染症です。原因ウイルスは、2001年に発見され、RSウイルスと性状および症状が類似しています。世界中に存在し、ほとんどの人が5歳までに初めての感染を経験しています。また、生涯を通じて何回も感染します。
いずれも、接触感染対策、飛沫感染対策が重要です。
詳細については、次のページをご覧ください。
「ヒトメタニューモウイルス感染症について」(島根県感染症情報センター)
海外で流行している感染症について
海外では、日本国内には存在しない病気が流行していることがあります。
また、地域によっては上下水道の整備や衛生環境が不充分なところも多くあります。
感染症にかからないための正しい知識を身につけ、予防・対策をとりましょう。
詳細については、次のページをご覧ください。
任意の予防接種について
予防接種法に従って行う「定期の予防接種」以外の全ての予防接種は、「任意の予防接種」となります。
島根県内で任意の予防接種を希望する方は、次のページより接種できる医療機関を検索することができます。
以下の留意事項を確認の上、予防接種を受けてください。
(留意事項)
・事前に電話でお問い合わせ、予約のうえ、接種を受けてください。
・体調などの健康状況を医師とよく相談してください。
・費用は自己負担(保険適用外)となります。料金は医療機関にお尋ねください。
・流通状況等により希望する予防接種のワクチンが入手困難な場合は、記載の医療機関であっても接種できないことがあります。
お問い合わせ先
松江保健所
〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-3(いきいきプラザ島根3階) (お知らせ) 松江保健所は平成30年4月から島根県と松江市が共同で設置運営しています。 従来、松江保健所が行っていた業務のほとんどは引き続き同じ場所で行いますが、一部取扱いが変更になったものがあります。 変更となった業務、手続きについてはお問合せください。 TEL 0852-23-1313(代表) FAX 0852-21-2770 / 0852-31-6694 matsue-hc@pref.shimane.lg.jp