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ヘルパンギーナ
報告基準発生推移グラフ島根県データ表示全国データ表示この疾患に関する情報

ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナ:過去10年の報告数の推移(島根県)
発生状況
 ヘルパンギーナ(Herpangina)は高熱と水疱を伴う咽頭痛(herpanginaのherpはヘルペス(水疱)、anginaは咽頭痛という意味です)を主な症状とする感染症です。
 感染経路は接触感染、飛沫感染で、発生は毎年、初夏から初秋に幼児を中心に多発しますが、成人例も散見されます。
 通常一シーズンに2〜4種類のウイルスが少しずつ時期と地域をずらしながら流行し、秋まで発生がずれ込むことがあります。
 島根県でも毎年梅雨から夏にかけて流行しており、全国も同様の流行状況です。
病原体
 エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスA2、A4、A5、A6、A8、A10型が主要原因ウイルスとなり、稀にA3、A12型も原因となります。それぞれのウイルス型は2、3年間隔で流行します。
感染経路
 患者、感染者の鼻、喉からの排泄物及び糞便に直接、間接的に接触または飛沫撒布によって感染します。 ウイルスの便への排泄は症状が治まって後も2〜3週間にわたって認められます。
潜伏期
ウイルスの推移(ヘルパンギーナ)  潜伏期は2〜7日、多くの場合は3〜4日間です。
臨床症状 (合併症も含む)
 突然の発熱と咽頭の前口蓋弓、軟口蓋、口蓋垂、扁桃にかけて赤色を伴った小さな(1〜2mm程度)水疱性丘疹を生じます。後に小さな潰瘍を形成が特色で、発症後4〜6日続きます。 口腔の病変部位は、手足口病と異なり広範ではありません。
 同一シーズンに複数のウイルスが流行することから再罹患もあります。
検査室診断
 複数の原因ウイルスが関わることから、咽頭拭い液、糞便からのウイルス分離によって流行ウイルス型を決定します。
治療と予防
 治療は対症療法が主体です。有症時、有熱時の安静、十分な水分と栄養の補給を行います。
予防は手洗い、あるいは患者、感染者との接触機会を少なくします。
感染症法での取扱い
 5類感染症として、指定小児科定点からの報告により発生動向を調査しています。
 登校(登園)については、出席停止の対象ではありません。全身状態が安定していれば登校(登園)は可能です。
更新日:2023年7月14日(グラフの更新)
夏に流行しやすい感染症
ヘルパンギーナ

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島根県感染症情報センター