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知事トピックス(2013年1月分)
「島根県犯罪のない安全で安心なまちづくり賞」の表彰式を行いました
◇1月31日(木)県庁講堂
県内で、安全・安心なまちづくりのため自主的な活動や、防犯環境の整備などの活動を行っている団体や事業者を表彰する「島根県犯罪のない安全で安心なまちづくり賞」の表彰式を行いました。この日表彰されたのは、5団体(※)の皆さんです。
各団体の代表者に表彰状を手渡した知事は、これまでの活動に対し感謝を述べるとともに、「近年、県内の犯罪件数は減少していますが、空き巣など身の回りで起きる犯罪や、高齢者や女性、子どもを狙った犯罪は増加傾向にあります。安全・安心なまちづくりのためには一人ひとりが防犯意識を高めるとともに、地域住民・団体のみなさんと警察、行政が一体となって取り組みを進めていくことが必要です」と述べ、一層の協力をお願いしました。
(※)平成24年度「島根県犯罪のない安全で安心なまちづくり賞」受賞団体
・八雲地区地域安全推進員会(松江市)
・浜田を明るく照らし隊(浜田市)
・稗原地区見守りネットワーク(出雲市)
・飯南町子ども防犯パトロール隊(飯南町)
・島根おおち農業協同組合(邑南町、川本町、美郷町、江津市)
「島根産業振興懇話」を開催しました
◇ 1月30日(水) 松江市内
県内の製造業を中心とした企業経営者など最前線で活躍されている方々の声を産業振興策に反映させる目的で設置している「島根産業振興懇話会」を開催しました。
この懇話会は、誘致企業を含む製造業やIT関連産業、流通業の経営者、支援機関の代表者など計9人の委員で構成されています。
座長を務める知事は、開催にあたり「迅速かつ柔軟に産業振興を進めていくため、経営の最前線で感じておられることなど忌憚のない話を聞かせていただきたい」とあいさつしました。
その後、各業界や企業の現在の経営状況や、今後業界として取り組むこと、また行政に望むことなどについて意見交換を行い、委員からは、販路拡大や人材の確保などを図る製造業に対する支援や観光資源を活かした産業の育成などを求める意見が出されました。
平成24年度地域創造大賞(総務大臣賞)の受賞の報告を受けました
◇ 1月29日(火) 県庁知事室
島根県芸術文化センター「グラントワ」が、平成24年度地域創造大賞(総務大臣賞)を受賞し、グラントワ支配人の末成弘明氏といわみ芸術劇場文化事業課長の石倉茂夫氏が、報告のため知事室を訪問されました。
この賞は、地域における創造的で文化的な表現活動のための環境づくりに特に功績のあった公立文化施設を顕彰するもので、県内施設の受賞は、浜田市世界子ども美術館(18年度)、松江市八雲林間劇場「しいの実シアター」(20年度)、浜田市立石正美術館(23年度)に続き、4施設目です。
このたびの受賞は、島根邦楽集団、グラントワ合唱団、グラントワ弦楽合奏団、グラントワ・ユース・コールのフランチャイズ楽団の育成や、毎週日曜日の石見夜神楽定期公演、年4回の益田糸操り人形定期公演を企画するなど地元の民俗芸能をホール事業として積極的に発信し、圏域の文化力の向上に貢献したことが高く評価されました。
報告を受けた知事は受賞を称えるとともに、「グラントワは石見地域の文化の拠点です。これからも頑張ってください」と述べ、今後のさらなる取り組みに期待を寄せました。
〔写真〕 向かって右が末成支配人
首都圏記紀シンポジウムに出席しました
◇1月27日(日)東京都内
古事記ゆかりの地が連携して全国に情報発信するシンポジウム「古事記と時間軸」(奈良県主催)が東京都内で開催されました。
このうち、古事記ゆかりの県知事サミットには、溝口知事のほか、奈良、三重、和歌山、宮崎の知事が出席し、各県に伝わる神話ゆかりの地や、古事記の楽しみ方などについて紹介しました。
この中で溝口知事は、今年5月に行われる出雲大社の大遷宮や、来年度、島根県で「古代歴史文化賞」を創設することなどを紹介し、「多くの方々に古代の歴史・文化へ関心を高めてもらいたい」と述べました。
原子力防災訓練を実施しました
◇ 1月26日(土) 松江市、大田市
〔左写真〕オフサイトセンターでの訓練 〔右写真〕車両の放射性物質の除染活動について説明を受ける知事
島根原子力発電所で原子炉を冷却する全ての機能が喪失したとの想定のもと、島根、鳥取両県や島根原発から30Km圏域の6市(松江、出雲、安来、雲南、米子、境港)、中電、両県警、自衛隊など約100機関・3700人が参加した原子力防災訓練を実施しました。
このうち6市の住民約780人が、両県の広域避難計画に基づき、初めて30Km圏外へ避難する訓練を行いました。
知事は、島根県原子力防災センター(オフサイトセンター)で、テレビ会議などにより鳥取県の平井知事や松江市の松浦市長などと情報伝達を行ったほか、避難先となった大田市で実施されたスクリーニング体験や放射性物質の除染活動の様子などを視察しました。
訓練終了後、知事は避難訓練の参加者に対し、「今後もこうした訓練を通じ、実効性の高い防災体制の確立を図りつつ、安全の確保に努めたい」と述べました。
しまね子育て応援企業(こっころカンパニー)表彰式を行いました
◇ 1月24日(木) 県庁知事室
〔写真〕 表彰状贈呈の様子 〔写真〕 手前から堀建設・堀社長、いわみ福祉会・室崎理事長
、知事、山陰温調工業・石倉社長
島根県は子育て中の従業員を積極的に応援する企業を「しまね子育て応援企業(こっころカンパニー)」に認定しています。
その企業の中から、特に優れた取り組みを実施されている企業を表彰しました。
受賞されたのは、社会福祉法人いわみ福祉会(浜田市)、山陰温調工業株式会社(松江市)、堀建設株式会社(津和野町)の皆さんです。
表彰式後の懇談では、知事が受賞された企業の皆さんから、育児相談窓口の設置やワークライフバランス研修会の実施、子育てに関する休暇制度の充実など、子育てしやすい環境づくりの取り組みについてお聞きしました。
知事は、「県もワークライフバランスに力を入れています。皆さまの事業所におかれても、引き続き、子育て支援にご尽力いただきますようお願いします」と話しました。
ドクターヘリの広域連携に係る基本協定を締結しました
◇ 1月23日(水) 東京都内
東京都内で、「中国地方5県ドクターヘリ広域連携に係る基本協定締結式」が行われ、知事が出席しました。
ドクターヘリは、島根県が平成23年6月に導入したほか、中国地方でも、岡山県、鳥取県(兵庫県・京都府と共同)、山口県が既に導入し、さらに、来年度は広島県が導入する予定となっています。
救命率の向上と後遺症の軽減といったドクターヘリの効果をより一層高めるため、救急現場に近いドクターヘリが県境を越えて出動できるよう、今回、中国5県で、基本協定の締結がなされました。
締結式で溝口知事は、「中国5県の広域連携の一つとして検討を行い、県境の枠組みを外して近い地域のドクターヘリが支援するという合理的な成果に至った。各県と基地病院の皆様に感謝したい」と述べました。
全国知事会議に出席しました
◇ 1月23日(水) 東京都内
東京で開催された全国知事会議に出席しました。
会議では、来年度の地方財政計画や政府予算の編成に関連し、昨年末に政府から要請のあった地方公務員の給与削減について、新藤総務大臣との意見交換が行われるなど活発な議論が行われました。
給与削減についての国の提案に対しては、各県知事から、国が一方的に地方公務員の給与の削減を求めることは遺憾であること、地方のこれまでの削減努力を評価すべきなど多くの意見が出されました。
溝口知事は、「まず、地方交付税総額、一般財源総額の確保について、来年度の地方財政対策の中でしっかりと国において配慮をしていただきたい。新藤大臣から、地方公務員給与の削減について地方財政計画に織り込むとの説明があったが、地方交付税の削減は財政力の弱い団体に特に大きな影響を与える。こうした点について、どのような対応をされるのか、国にはよく考えていただきたい」と述べました。
石見銀山遺跡世界遺産登録5周年記念事業関係者へ感謝状を贈呈しました
◇1月22日(火)県庁知事室
石見銀山遺跡が、平成19年に世界遺産に登録されてから5周年を迎えました。その節目にあたり、石見銀山の世界遺産登録に大きな役割を果たした、調査研究分野に功績のあった方々に、知事及び大田市長が感謝状を贈呈しました。
このたび、感謝状を受けられたのは、石見銀山の調査研究活動の中核的存在で、世界遺産登録への出発点となった「石見銀山遺跡発掘調査委員会」のメンバー(5名及び1社)の方々です。
知事は、「石見銀山の世界遺産登録が実現するために、皆さまが果たされた功績はたいへん大きいものがありました。ありがとうございました」と感謝を述べました。
(贈呈者一覧:http://www3.pref.shimane.jp/houdou/files/406888C5-75A2-43EF-AF6A-9452394DB8B7.pdf(外部サイト))
駐日インド大使が知事室を訪問されました
◇1月22日(火)県庁知事室
山陰を訪問中のディーパ・ゴパラン・ワドワ駐日インド大使が知事室を訪問されました。
ワドワ大使は、インド哲学・仏教学者の故中村元氏を顕彰するために、昨年松江市に開館した「中村元記念館」の視察に来県されたもので、前日には、山陰で文化・経済両面でインドとの交流を進める活動をしている関係者主催の歓迎レセプションも開催されました。
ワドワ大使からは、これまでの日印関係の発展の歴史、特に戦後の親密な両国の関係について紹介され、現在インドと日本の関係はこれまでの頂点にあること、また、4月に発足予定の山陰インド協会に対し、インド政府及び大使館として支援していきたいと話されました。
知事は、「山陰とインドとの交流の広がりに期待している。県としても山陰インド協会を支援したい」と述べました。
「島根ふるさとフェア2013」オープニングセレモニーに出席しました
◇ 1月19日(土) 広島市内
〔写真〕 セレモニー終了後、会場内を見て回る知事
島根県内各地の観光情報や味覚、郷土芸能、伝統工芸などを幅広く紹介するイベント「島根ふるさとフェア2013」が広島県立総合体育館で開かれ、知事がオープニングセレモニーに出席しました。
今回で16回目となるフェアには、19日、20日の両日で延べ16万3千人の来場者がありました。
セレモニーで知事は、昨年開催した「神話博しまね」に広島から多くの方にご来場いただいたことについて感謝を述べ、「今年は、60年に一度の出雲大社の大遷宮が行われる。春には三次と松江・出雲を結ぶ高速道路も開通し、広島と島根はますます近くなるので、ぜひ島根にお出かけいただきたい」と呼びかけました。
在広島根県人会新年会に出席しました
◇1月18日(金)広島市内
広島県在住の県出身者の集い「在広(ざいこう)島根県人会」の新年会に出席しました。
約320人の会員の皆さんを前にあいさつした知事は、昨年開催した「神話博しまね」の様子などを紹介し、県人会員の皆さんのご来場とご協力に感謝を述べました。また、今年5月に行われる出雲大社の大遷宮についてふれ、「今後さらに島根の魅力を全国に発信し、会員の皆さんと一緒に島根を盛り上げていきたい」と話しました。
このほか、新年会では、県の観光キャラクター「しまねっこ」のダンスショーや、1月20日に開催される「都道府県対抗男子駅伝」の島根県選手の皆さんの紹介など様々な企画があり、会員の方々と交流を深めました。
国土交通大臣に地方の社会資本の整備促進を要望しました
◇ 1月16日(水) 東京都内
1月15日から16日にかけて、国の予算編成に向けた提案・要望活動を行いました。
16日には、県議会議長とともに、国土交通省を訪れ、地方の社会資本の整備促進について、要望活動を行いました。
同省の太田昭宏大臣に対し、島根県の現状を説明し、高速道路をはじめとする地方の道路整備の促進、斐伊川・神戸川治水事業をはじめとする治水対策の促進、国際物流拠点浜田港における物流機能の強化など、国の予算・施策に反映されるよう働きかけました。
「東京島根県人新年会」に出席しました
◇ 1月15日(火) 東京都内
東京都内のホテルで「平成25年東京島根県人新年会」が開催され、知事が出席しました。
この会には、東京島根県人会や東京島根経済クラブの皆さんなど約100名が参加され、新年の賀詞を交歓されました。
あいさつの中で知事は、今年行われる出雲大社の大遷宮や、今月から全国上映がスタートした出雲市出身の錦織良成監督による映画「渾身」などについてふれ、「今年も多くのみなさんに島根に訪れていただくようPRに努めるので、皆さまにもご協力いただきたい」と呼びかけました。
山陰アマ本因坊戦4連覇の西村七段が知事室を訪問されました
◇ 1月10日(木) 県庁知事室
昨年12月に開催された囲碁のアマチュア山陰一を決める第34回山陰アマ本因坊決定戦で4連覇の栄冠に輝いた西村悟七段(出雲市)が、4連覇の報告のため知事室を訪問されました。
本選手権ではこれまで3連覇が最高で、4連覇は史上初の快挙です。
西村さんは戦いを振り返り、「大変強い相手で3局とも苦しい戦いだったが、何とか勝てて良かった」と喜びを語られました。
報告を受けた知事は、4連覇の快挙を称え、「これからも頑張ってください」と激励しました。
在宅保健師等の会「ぼたんの会」と災害時の協力協定を締結しました
◇1月9日(水)県庁301会議室
島根県は、県内の在宅保健師等でつくるグループ「ぼたんの会」と、災害時における協力に関する協定を締結することになり、県庁で協定の締結式を行いました。
この協定は、災害時に、「ぼたんの会」会員の皆さんに専門的知識・能力・経験等を活用してもらい、避難所等で、水分摂取や健康体操などの指導、健康や不安に対する相談などに当たってもらうことを想定しています。
締結式で知事は、「東日本大震災では、避難所での生活で健康を崩す人もいました。日ごろから地域の人たちの健康維持に携わっている皆さんに協力してもらえることは大変ありがたいです」とお礼を述べました。
これに対し、「ぼたんの会」の永瀬佳子会長は、「東日本大震災を教訓に、いつでも行動を起こせるよう研修を重ねていきたい」とあいさつされました。
仕事始め式に出席しました
◇ 1月4日(金) 県庁講堂
県庁で、知事のほか職員約260人が出席して、仕事始め式が行われました。
知事はあいさつの中で、円高やデフレが県内の経済にも大きな影響を与えているとした上で、「島根県として、新政権の経済対策などを織り込んだ今年度の補正予算や来年度の当初予算を編成し、県内の経済の活性化を図っていくための中長期的な対策を粘り強く講じていくことが大切だ」と述べました。
そして、「長年取り組んできた産業振興による雇用の創出は、今年も引き続き行っていかなければならない。島根県の持つ強みを生かしていくことを基本に、県民の意見をよく聞き、現場をよく見て、県民にとって必要な施策を柔軟な頭で考えてもらいたい」と訓示しました。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp