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知事トピックス(2011年6月分)
■島根県防災対策本部会議を開催しました
◇6月24日(金)県庁防災センター
福島第一原発事故を受け、地域防災計画の見直しや防災対策の強化などを検討する「島根県防災対策本部」(本部長・知事)を設置し、その初会議を開催しました。
開会にあたり知事は、「このたびの大地震や大津波、福島原発事故などは想定していなかった事態。島根県としても防災対策の見直しや強化を図る必要がある」とあいさつしました。
この日は、各部局長から、島根原発の事故や津波が発生した場合の住民の避難・安全対策や、オフサイトセンターや県庁機能の移転などに関する課題・問題点などが報告されました。
今後、この会議で検討を進め、地域防災計画の見直しや、島根原発から30Km圏内の島根・鳥取両県と関係8市町でつくる「原子力防災連絡会議」での協議などに反映させていくことが確認されました。
■「島根県災害ボランティア隊」参加者のみなさんが知事を訪問されました
◇ 6月20日(月) 県庁知事室
東日本大震災の被災地支援のために県社会福祉協議会が組織した「島根県災害ボランティア隊」の隊員として、宮城県石巻市に派遣された3名の隊員のみなさんが知事を訪問し、石巻市での活動の報告されました。
県社会福祉協議会は、被災地へのボランティア数が減ることが予想された5月の連休明けから県民有志で構成するボランティア隊を派遣しており、現在までに140名余りの参加者が、石巻市内で被災家屋の片付けや清掃などの活動を行っておられます。
活動に参加した島根県立大学生の堀 将大(ほり まさひろ)さんは、「普段、安心して日常生活を送れることがいかにありがたいことであるかを実感した。被災地で暮らす方々が、いま何を必要としているかを伝えていくことがこれからの自分の役目」と語られました。
知事は、「みなさんのような活動がさらに広がっていくよう、県としても応援していきたい」と応えました。
■「あすてらすフェスティバル2011」に参加しました
◇ 6月18日(土) 島根県立男女共同参画センターあすてらす(大田市)
6月は、「島根県男女共同参画推進月間」です。この月間中の記念行事として毎年開催されている「あすてらすフェスティバル」に参加しました。
県では男女共同参画社会の実現に向けて、啓発や研修、人材育成などの様々な取り組みを行っており、大田市にある「あすてらす(島根県立男女共同参画センター)」がその活動拠点となっています。
この日は、獨協大学経済学部教授の森永卓郎さんを講師に招いてのセミナーや、展示・販売・ワークショップなどの日頃の活動成果を発表するイベントが開催され、終日賑わいました。
知事は、各イベントブースを回り、出展された方々の取り組みについてお話を伺いました。
■松江第一精工オープニングセレモニーに出席しました
◇6月17日(金)ソフトビジネスパーク島根(松江市内)
電子部品製造の松江第一精工株式会社(松江市北陵町)が、ソフトビジネスパーク島根に新設した工場の製造設備が整い、開所式が行われました。
同工場では、最新型のノートパソコンやスマートフォンに使用される細線同軸コネクタ(電子配線部品)が生産され、海外輸出を中心に出荷される予定です。
現在、新工場の従業員は75人で、このほかに30人が小郡工場で研修中。今後、松江高専や県内工業高校の新卒者をはじめ、毎年20人程度の従業員の採用が予定されています。
あいさつに立った知事は、「島根の若者が最先端の技術を身につけ、事業発展の原動力になることを確信しています」と期待を表明しました。
式典後は、最新鋭の生産設備が稼働する工場内の様子を視察しました。
■カヌーフリースタイル世界選手権大会に出場される松井純さんが知事を訪問
◇6月17日(金)県庁知事室
6月20日から26日にかけて、ドイツ(プラットリンク)で開催されるカヌーフリースタイル世界選手権大会に出場される島根県出雲市出身の松井純さん(島根県カヌー協会所属・48歳)が知事を訪問され、同大会に向けての抱負を伝えられました。
松井さんは、31歳の時、オートバイレースによる事故で下半身麻痺となり、そのリハビリのためにカヌーを始められました。これまで国内主要大会のOC−1クラスで優勝するなど上位入賞を果たしておられます。
松井さんは、「震災で日本が注目されている中、日本人が頑張っている姿を世界に見せたい」と話されました。
知事は、「頑張って、そして楽しんできてください」とエールを送りました。
■大阪市場で「デラウエア」と「アムスメロン」のPRを行いました
◇ 6月16日(木) 大阪市中央卸売市場(大阪市内)
出荷の最盛期を迎えた島根県産デラウエアとアムスメロンを関西に売り込むため、大阪市中央卸売市場で、市場や仲卸関係者の方々に試食品を振る舞い、販売促進に協力を呼びかけました。
この日は、JA島根中央会の萬代会長やJA全農県本部の坂本部長、産地の代表者約20人とともに競りが始まる前の早朝から参加。知事は、「今年は天候にも恵まれ、糖度も高く、自信をもって届けます」と品質の良さをPRしました。
今年度、県内産のデラウエアは、栽培面積158ha、生産量1740t、販売額17億4300万円、アムスメロンは22ha、368t、1億5200万円を見込んでいます。
■平成23年6月定例県議会が開会しました
◇ 6月14日(火) 県議会 議場
今年4月の統一地方選挙後初めてとなる島根県議会の6月定例会が開会し、東日本大震災の被災地や被災者への支援、地震・原発等の安全・安心対策、震災の影響に対応した経済・雇用対策などを盛り込んだ総額62億9,800万円余の一般会計補正予算案をはじめとする20議案が提出されました。
提案にあたり知事は、島根の豊かな自然や古き良き文化・歴史、特色ある地域資源、豊かな地域社会などの強みを活かしながら、全力を尽くして、「住みやすく活力ある島根」の実現を目指す決意を表明しました。
6月定例県議会は、7月8日までの25日間にわたり行われます。
■島根県ドクターヘリ運航開始式に出席しました
◇ 6月13日(月) 島根県立中央病院(出雲市)
島根県立中央病院において、島根県ドクターヘリ運航開始式が開催されました。
ドクターヘリは、救急医療用の医療機器等を装備したヘリコプターに、医師や看護師等が搭乗して救急現場等へ向かい、現場などで患者に救命医療を行うことのできる医療専用ヘリコプターです。
知事は、「ドクターヘリの運航により、県内どこに住んでいても必要な救急医療、高度医療が受けられ、救命率の向上や後遺症の減少などといった効果が期待できる」とあいさつしました。
その後、屋上ヘリポートでテープカットが行われ、島根県ドクターヘリは運航を開始。約2時間後には消防本部からの要請を受け初出動し、早速その力を発揮しました。
■ラムサール条約湿地「中海・宍道湖一斉清掃」に参加しました
◇ 6月12日(日) 松江市内
ラムサール条約湿地「中海・宍道湖一斉清掃」が、島根・鳥取両県の5市2町で開催され、知事も松江市の波入港親水公園の清掃活動に参加しました。一斉清掃活動は、平成18年度から開催され、今年で6回目となります。
開催セレモニーでは、地元の保育園児がサルボウ貝の稚貝を放流し、海岸の一斉清掃がスタート。知事は、約1時間の清掃活動に汗を流しました。
今年の「中海・宍道湖一斉清掃」では、全体で約8,000人の方々が参加され、約18トンのゴミが収集されました。
■シマネ益田電子(株)と工場等の立地に関する覚書の調印を行いました
◇ 6月10日(金) 県庁301会議室
半導体関連製品を開発・製造するシマネ益田電子株式会社が石見臨空ファクトリー内に生産設備の増設を決定され、同社、県、益田市の三者で立地計画に関する覚書の調印式が行われました。
今回の計画は、無線LAN用パワーアンプICと衛星放送受信アンテナ用新型ICの生産のための設備増設を行い、事業拡大を図るもので、今後3年間で32人の新規雇用を目指しておられます。
調印に先立ち、立地計画認定書を交付した知事は、「ハイテク産業の少ない石見部で雇用の確保にご尽力いただいており、たいへん感謝しています」とあいさつしました。
シマネ益田電子の石川譲社長は、「これからも地元の安定した雇用の拡大に努めたい」と抱負を述べられました。
■日本製紙ケミカルから事業計画の説明を受けました
◇6月9日(木)県庁知事室
島根県が今年度創設した「県立地企業生産拠点化支援補助金」の第1号となる日本製紙ケミカル株式会社(東京都)の八巻眞覧社長などが知事を訪問され、受理された同江津事業所(江津市江津町)の事業計画などを説明されました。
この補助金は、製造業における国内工場集約化の流れの中で、県内工場の生産拠点化等を目的に集中投資を行おうとする意欲的な企業への後押しのため、その経費の一部を補助する制度です。
今回の計画は、江津事業所において、新たにロール形状の溶解パルプを製造する設備を導入されるもので、形状のバリエーションが広がることに加え、薬品類などへの利用も期待されています。
日本製紙ケミカル株式会社の八巻眞覧社長は、「地域社会への貢献のため、補助金を有効に使っていきたい」と話されました。
知事は、「この補助制度を活用し、さらに企業力の強化を図られ、地域産業の発展につなげてほしい」と応えました。
■国土交通省中国地方整備局長と意見交換を行いました
◇6月9日(木)松江市内
国土交通省中国地方整備局との懇談会に出席し、福田功局長と意見交換を行いました。
会議では、福田局長から今年度の直轄事業(国の行う道路、河川及び港湾事業)の事業内容やスケジュールなどについて説明がありました。
これを踏まえて知事は、「東日本大震災により高速道路や港湾のネットワークの必要性が再認識された。山陰道の早期整備や物流拠点浜田港の機能強化などを望む。また地域自主戦略交付金等の配分に当たっては、社会資本整備の遅れている地域への配慮をお願いする」と述べました。
これに対し福田局長は、「山陰道の早期整備など、重要な課題として認識している。いただいたご意見は本省に伝える」と回答されました。
また、福田局長から、震災の復旧状況や国土交通省の対応状況などの説明を受けました。
■国際交流員の鄭 李旦(てい りたん)さんから抱負を伺いました
◇ 6月8日(水) 県庁知事室
「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」により招致され、6月1日付で県文化国際課に着任した中国浙江省出身の鄭 李旦(てい りたん)さんから、国際交流員としての抱負を伺いました。
鄭さんは、今年の4月14日に着任予定でしたが、地震や福島第1原発の事故の影響により、来日が延期していました。
鄭さんは、「着任が遅れたが、島根県に来られて良かった。県民の皆さんとふれあい、充実した日々を送りたい」と流ちょうな日本語で話されました。
知事は、「島根には豊かな自然やおいしい食べ物、特色ある歴史・文化など良いところがたくさんあるので、大いに楽しんでください」と激励しました。
鄭さんは、来年4月13日まで、通訳などを務められるほか、県内各地での地域交流事業にも参加されることになっています。
■県立西部高等技術校の定礎式および竣工式に出席しました
◇ 6月7日(火) 西部高等技術校(益田市)
益田市にある島根県立西部高等技術校において、定礎式と竣工式が行われ、知事が出席しました。
西部高等技術校は、浜田高等技術校と益田高等技術校を発展的に統合し、県西部の公共職業能力開発の拠点施設として今年4月に開校しました。
知事は、竣工式で訓練生30人を前に、「新しい技術校で自らの力を存分に発揮し、島根の産業の担い手として活躍されることを期待しています」と激励しました。
■島根イーグル(株)と事業所等の立地に関する覚書の調印を行いました
◇ 6月6日(月) 県庁301会議室
自動車部品製造の島根イーグル株式会社(雲南市掛合町)は、輸送用機械器具製造業を行うため、雲南市内で生産設備の増設を決定され、同社、県、雲南市の三者で立地計画に関する覚書の調印式が行われました。
今回の計画は、国内外での需要増を見込み生産を拡大されるもので、今後3年間で20人の新規雇用を目指しておられます。
島根イーグル株式会社の高瀬一明社長は、「このたびの計画により、中山間地域の雇用機会の増大に努めたい」とあいさつされました。
これを受け知事は、「県内にこのような世界的企業があることはたいへん誇らしい。今後も、雲南市とともに可能な限りの支援をしていきます」と述べました。
■国の予算編成に向けた重点要望活動を行いました
◇ 6月2日(木)〜3日(金) 東京都内
知事は、県議会議長とともに各府省等をまわり、地方財源の確保、高速道路をはじめとする社会資本整備の促進、地方交通への支援、地域医療の確保、TPP問題、竹島問題など県の重要課題について、島根県の現状や県が提案する施策の効果を説明し、平成24年度の国の予算等に反映されるよう要望しました。
6月2日には、海江田経済産業大臣に対し、原子力発電所の安全対策の強化等を、6月3日には、片山総務大臣に対し、地方財源の確保、離島・過疎地域への支援などを強く働きかけました。
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