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知事トピックス(2011年11月分)
■(株)ジェイ・オー・ファーマと工場等の立地に関する覚書の調印
◇11月28日(月)県庁301会議室
医療用具製造の株式会社ジェイ・オー・ファーマ(出雲市)が本社工場の増設を決定され、同社、県、出雲市の三者で立地計画に関する覚書の調印式が行われました。
ジェイ・オー・ファーマは、平成18年の操業開始以来、プレフィルド・シリンジ(薬剤充填済みの注射器)の製造で業績を拡大して来られました。今回の計画はその需要の増大に対応するため、本社敷地内に新工場を建設し、プレフィルド・シリンジの製造設備の増設を行われるもので、3年間で35名の雇用増が計画されています。
調印に先立ち、立地計画認定書を交付した知事は、「今回の計画は地域の産業の発展と雇用の場の創出に大きく貢献するもの。出雲市とともにできる限りの支援をしたい」とあいさつしました。
■寧夏大学訪問団のみなさんが知事室を訪問されました
◇11月28日(月)県庁知事室
島根大学と共同研究方針を協議する目的で来県された寧夏大学訪問団のみなさんと懇談しました。
寧夏大学は、中国中北部の寧夏回族自治区の銀川市にある学生数約1万9千人の総合大学で、島根大学とは、農村部の開発や発展などをテーマとする共同研究を行っています。また、毎年1名、浜田市の島根県立大学に留学生を派遣するなど、島根県内の大学とは深い関わりがあります。
知事は、訪問団の斉岳(さいがく)書記に対し、現在県が実施している大型観光プロジェクト「神々の国しまね〜古事記1300年」の取組みにふれ、古いものを残しながら島根の経済的な発展を目指したいとの考えを伝えると、斉書記は、中国の地方政府である寧夏回族自治区の発展を考えていく上で、島根の取り組みを参考にしたいと話されました。
■櫻間右陣さん(金春流の能楽師)が知事室を訪問されました
◇11月28日(月)県庁301会議室
金春(こんぱる)流の能楽師、櫻間右陣(さくらまうじん)さんが知事室を訪問され、来年出雲大社で公演されることになった新作能公演の意気込みを語られました。
この「出雲篝(かがり)舞台」公演では、「神々の国しまね〜古事記1300年〜」及び出雲大社大遷宮を記念して、出雲の歴史や文化を背景にして神話の世界を描いた新作能を、平成24年11月に上演される予定です。
シテ方(能の主人公)として出演予定の櫻間さんは、今回初めて島根を訪れ、島根の美しい自然に感動したと話され、島根の発展と公演の成功を祈って、能の演目「猩々(しょうじょう)」の一節を披露されました。
知事は、「能楽は海外からも注目されています。新作能を楽しみにしています」と期待を寄せました。
■「こっころフェスタ2011」を開催しました
◇ 11月26日(土) 松江市内
島根県では、地域全体で子育てを応援していくため、平成18年から「子育て応援パスポートCoccolo(こっころ)事業」を行っており、今年で5周年を迎えたことを記念して「こっころフェスタ2011」を松江市内で開催しました。
オープニングイベントで知事は、「パスポート事業は「こっころ協賛店」の協力で行っているが、協賛店のみなさんは子育てを応援できて喜んでおられる。本日のイベントも「こっころ協賛店」や「こっころ隊」のみなさんの協力で開催できた。島根県は少子高齢化が進んでいるので、若い世代が元気に育つのは県にとって大事な課題。皆さんとともに子育てを支援していきたい」とあいさつしました。
会場ではステージイベントや親子の遊びのコーナー、ママのリフレッシュコーナーなどのブースの出店があり、多くの家族づれなどでにぎわいました。
■平成23年度「現代の名工」及び「技能検定関係功労者」が知事室を訪問
◇11月24日(木)県庁知事室
極めて優れた技能を有し、他の技能者の模範となる技術者を厚生労働大臣が表彰する「現代の名工表彰制度」で、今年度、雲南市で木製建具の製造を行う舟木清(ふなききよし)さんと、松江市で造園業に従事する角隆司(すみたかし)さんが選ばれ、知事に技能の一端を紹介をしていただきました。
また、長年にわたり一般熱処理作業や組織試験作業などの技能検定委員を務められ、技能検定制度の普及促進に尽力されたプラズマ技術研究開発センター(松江市)の金山信幸(かなやまのぶゆき)代表は、職業能力開発関係厚生労働大臣表彰を受けられ、日頃の活動についてお話ししていただきました。
知事は、「皆さんの受賞は島根県にとって非常に嬉しいこと。技能を持った人がいないと技術が進歩しません。皆さんの後を継ぐ人がどんどん出てくるよう、後進の指導もお願いします」と述べ、受賞者の方々を称えました。
■健康づくり標語・健康づくりグループ表彰式を行いました
◇ 11月22日(火) 県庁知事室
島根県では、県民の皆さんが健康づくり活動に積極的に取り組まれるよう、「健康づくり標語」と「健康づくり活動」を実践しておられるグループを表彰しています。
このたび、平成23年度の健康づくり標語・グループの県知事賞受賞作品・グループが決定し、表彰状を渡しました。
(今年度の受賞は、標語部門が3作品、グループ部門が3グループ)
表彰式の後、受賞者の皆さんは、作品に込めた思いやグループの日頃の活動の様子などについて知事に話されました。
知事は、「健康への関心が高まってきています。島根県は健康長寿日本一を目指して健康づくりの県民運動を進めています。皆さん方は、この運動を大いに盛り上げていただいたり、他の方々の模範となる活動をされていらっしゃいます。これからも引き続き頑張ってください」と激励しました。
■平成23年11月定例県議会が開会しました
◇ 11月21日(月) 県議会 議場
平成23年11月定例県議会が開会し、災害対策のための公共事業や国からの交付金による地域医療再生基金の積み増し、隠岐ジオパークの世界認定に向けた支援などを盛り込んだ総額27億7,400万円余りを増額する補正予算案のほか、予算案2件、条例案7件、一般事件案7件の議案を提出しました。
提案にあたり知事は、島根原発の安全対策や防災対策について、周辺の県にも協力を要請しながら、鋭意、作業を進めていることや、大雪や鳥インフルエンザの発生に備えた危機管理体制の強化を図っていることなど、最近の県行政の動向について説明しました。
11月定例県議会は、12月16日までの26日間にわたって行われます。
■「しまね映画塾2011 in安来 作品発表会」に出席しました
◇ 11月20日(日) 安来市内
「第20回しまね映画祭」のクロージングイベントとして開催された「しまね映画塾2011in安来 作品発表会」に知事が出席しました。
「しまね映画塾」は、映画製作の体験を通して、映画と地域をより深く知ってもらうことを目的に毎年開催されているもので、9回目となった今回は、応募があった63のシナリオの中から選ばれた10作品が発表されました。
上映作品について感想を求められた知事は、「どの作品も自然や文化など、地域の魅力をしっかりと捉えている」とコメントしました。
■「輝け11(イレブン)しまね町村フェスティバル」に出かけました
◇11月19日(土)松江市内
松江市で開かれた「輝け11(イレブン)しまね町村フェスティバル」に出かけました。
この催しは、島根県内11町村の自慢の伝統芸能や特産品を一堂に集め、それぞれの地域の魅力を満喫してもらおうと、町村会の主催で初めて開かれたものです。
知事は、全町村のコーナーを訪問し、各地の特産品を購入したり、ヤマメの塩焼きやぜんざいを食べたりしました。
テレビ局のインタビューで感想を聞かれた知事は、「島根には本当に良いものがたくさんあります。来場者の方々もここで味わって、次は各地に出かけてみたくなるんじゃないでしょうか」とこたえました。
■しまね農林水産業・農山漁村「頑張っているリーダー」表彰式を行いました
◇ 11月18日(金) 県庁知事室
「持続的に発展する島根の農林水産業・農産漁村」の実現に向けて、地域の創意工夫に基づき主体的かつ積極的に活動している個人や団体を顕彰する「頑張っているリーダー」の表彰式を行い、地域で農林水産業を支える6人を表彰しました。
この表彰は平成20年度から始まり、4回目となる今回は、農事組合法人「ギバムたわら」(安来市)の赤名治美代表や、出雲市わかめ養殖研究会(出雲市)の原勉代表、県素材流通協同組合(益田市)の篠原憲理事長と、個人で農林水産業に取り組む3人の計6人をが受賞されました。
表彰後、6人それぞれが知事に取り組み内容を紹介。知事は「皆さんが創意工夫を重ねて事業を行っていることがよくわかりました。皆さんの先進的な取り組みにできるだけの支援をしたいと思います」と話しました。
■「中海ものづくりフェア2011」に出席しました
◇ 11月18日(金) 松江市内
中海圏域の製造業を中心とした産業の振興を目的に、「中海ものづくりフェア2011」が松江市のくにびきメッセで開催され、オープニングセレモニーに知事が出席しました。
6回目となる今回は、機械、部品、食品などの企業、産学官連携に関わる機関など100を超える企業や団体が出展し、展示会や商談会などが行われるほか、ものづくり体験など一般参加イベントも予定されています。
知事は、あいさつの中で「中海圏域がますます発展するよう、鳥取県や関係の皆様とも連携を深めながら、支援・協力を進めていきたい」と述べました。
■国の予算編成に向けた重点要望活動を行いました
◇ 11月15日(火)〜16日(水) 東京都内
11月15日から16日にかけて、県議会議長とともに、国の府省などに対して、平成24年度の国の予算編成に向けた重点要望活動を行いました。
県の重要課題である、地方財源の確保、高速道路をはじめとする社会資本整備の促進、地方交通への支援、地域医療の確保、TPP問題、竹島問題など、島根県の現状や県が提案する施策を関係府省に説明し、国の予算・施策に反映されるよう要望しました。
■全国過疎地域自立促進連盟定期総会に出席しました
◇ 11月14日(月) 東京都内
総合的な過疎対策の推進を図るために全国の過疎地域の市町村及び都道府県で構成する全国過疎地域自立促進連盟の定期総会が、東京都内で開催されました。
大会には、全国から都道府県・市町村の会員や多数の国会議員など約650名が参加しました。
同連盟の会長を務める溝口知事は、あいさつの中で「過密の大都市から地方へ人口や経済活動などの分散を進め、日本全体として大災害に強く、自然が豊かで誰もが住みやすい社会の実現を目指していくべきだ」と述べました。
■近畿島根県人会に出席しました
◇ 11月13日(日) 大阪市内
「第49会故郷応援団〜みんなで楽しむ近畿島根県人会〜」が大阪市内で開かれ、知事が来賓として出席しました。
約600名が参加した今回の県人会では、始めに総会が開かれ、今年度の事業計画や予算などについて議決が行われました。
その後の懇親会では、冒頭知事があいさつに立ち、来年度に開く「神話博しまね」をPR。全国から大勢の観光客のみなさんに島根へ訪れてもらえるよう、県人会のみなさんへご協力をお願いしました。
また、懇親会では、県特産の食の数々に会員のみなさんが舌鼓を打ち、また、隠岐のしげさ節など、さまざまな島根の芸能が披露され、大いに盛り上がりました。
会の最後は、全員で島根県民の歌「薄紫の山脈(やまなみ)」を合唱し、感動的なフィナーレとなりました。
■「しまねの学校図書館活用教育フォーラム」を開催しました
◇11月12日(土)松江市内
11月11日と12日の2日間、松江市内において、県内外から教育関係者を多数お招きし、「しまねの学校図書館活用教育フォーラム」を開催し、今後の学校図書館の方向性について熱心な討議が行われました。
2日目となるこの日は、知事もあいさつに立ち、島根県が「子ども読書県しまね」を掲げ、平成21年度から取り組んでいる
学校図書館活用教育に対する熱い思いを語りました。
知事は、あいさつの終わりに、「未知なるものへの関心を引き起こし、自分の世界や物の見方を拡げてくれる本に出会うことは、子どもが心豊かに成長するうえで、たいへん大事なこと。子どもたちがそうした本に出会う環境をつくることは、私たち大人の仕事です。この取組みがますます発展するよう、皆さんとともに活動していきたい」と述べました。
■浜田・隠岐水産高校の生徒による活動報告を受けました
◇ 11月11日(金) 県庁知事室
平成23年7月28日に開催された「日本海南部地区高等学校水産教育研究大会」において、最優秀賞を受賞した浜田水産高校と、優秀賞を受賞した隠岐水産高校の生徒が県庁を訪れ、それぞれ受賞した取り組み内容について知事に報告しました。
浜田水産高校は、漁業者の後継者不足の原因解消のため、漁業者の収入安定化に向けたワカメ養殖の研究について、 また、隠岐水産高校は、隠岐の島近海で獲れる水産物を利用した特産品づくりを目指し、バイ貝を使ったカレーの缶詰づくりについて報告しました。
浜田水産高校は、12月9日に開催される「全国水産・海洋系高等学校生徒研究発表大会」に出場することが決定しており、同校の生徒は、「ブロック代表として自信を持って全国大会に臨みます。また、他校の研究内容をしっかり見てきます」と抱負を語りました。
知事は、工夫した点・苦労した点などを生徒に質問し、「両校とも、実践的な活動をされていますね。目標を決めて知恵を出しながら研究することはいい経験になったと思います。全国大会でも自信を持って発表してきてください」と激励しました。
■小中学生の租税作品の県知事賞授与式を行いました
◇ 11月11日(金) 県庁知事室
税の意義と役割を理解してもらうことを目的として、県内の小中学生を対象に募集した絵はがきや作文、習字の作品について、11月11日から17日までの「税を考える週間」に合わせ、各部門の優秀作品を県知事賞として表彰しました。
県知事賞を受賞したのは、「絵はがき」部門では津和野町立青原小学校6年の永戸 理奈(ながと りな)さん、「作文」部門では松江市立八雲中学校の廣常 美里(ひろつね みさと)さん、「習字」部門では雲南市立三刀屋中学校3年の阿川 茉央(あがわ まお)さんの3名です。
表彰式の後、知事は、日ごろ税について感じていることなどを受賞者のみなさんから聞きながら、「どれもたいへんよく書けていますね。これからも税のことについて関心を持ち、よく勉強してください」と話しました。
■島根トヨペット(株)から県へ苗木の寄贈がありました
◇ 11月11日(金) 県庁知事室
島根トヨペット株式会社(本社:松江市)から、緑豊かな街づくりを目指した「ふれあいグリーンキャンペーン」活動として、ソメイヨシノ、コデマリ、ヤマブキの苗木計100本を県に寄贈いただくこととなり、同社の勝部社長から知事に対してそれぞれの苗木が手渡されました。
このキャンペーン活動は、トヨタ自動車が、社会貢献活動の一環として全国で展開しているもので、島根県への苗木の寄贈は、県内では昭和51年から島根トヨペット株式会社が実施しています。
知事は、「寄贈いただいた苗木は、子どもたちに緑を大切に思い、森へ感謝する気持ちをもってもらう事業で活用したい」と述べ、同社の長年の取り組みに深く感謝しました。
今回、寄贈された苗木は、「みーもスクール」(水と緑の森づくり事業)での森林活動にあわせて、学校林や学校の敷地などに児童生徒の手によって植樹される予定です。
■関西地区島根県観光情報説明会を開催しました
◇ 11月9日(水) 大阪府内
大阪府内のホテルで関西圏の旅行会社や運輸機関、マスコミ・出版関係者の皆さまをお招きし、「関西地区島根県観光情報説明会」を開催しました。
知事は、平成24年度に開催する「神話博しまね」をはじめとした県内各地の魅力や観光素材を紹介するとともに、10月からスタートするJRの「山陰デスティネーション・キャンペーン」に触れ、「関西地区から多くの皆様に島根のお越しいただけるよう、一層のご支援・ご協力をお願いします」と呼びかけました。
交流会では、来場者と意見交換を行い、地元の観光施設や観光協会職員、観光ガイドとともに島根県の特産品でもてなしました。
■8020(ハチマルニイマル)よい歯のコンクール表彰式を行いました
◇ 11月8日(火) 県庁知事室
語呂合わせで「いい歯」(11月8日)となる今日、80歳以上で20本以上歯が残っている方をたたえる「8020(ハチマルニイマル)よい歯のコンクール表彰式」を行いました。
最優秀賞には松江市の持田良一さん、優秀賞には浜田市の橋本英樹さんら4人が選ばれ、式に出席された持田さんと橋本さんのお二人に直接表彰状を手渡しました。
表彰式の後、お二人と懇談を行い、歯の健康の秘訣などをお伺いしました。
お二人からは、食事の際によく噛むことや、定期的に歯科医院に通っていることなどのお話がありました。
■ふるさと企業大賞を受賞した島根イーグル(株)が知事室を訪問されました
◇11月7日(月)県庁知事室
地域経済や雇用、魅力あるふるさとづくりなどに特に貢献していると認められた企業を表彰する「ふるさと企業大賞(総務大臣賞)」を受けた島根イーグル株式会社の高瀬一明社長が県庁を訪問し、知事に受賞報告をされました。
島根イーグルは、イーグル工業株式会社のグループ会社として平成2年に設立。カーエアコンのコンプレッサー用リップシールは世界市場の約8割を占めています。
このたびの受賞は、地方に立地しながらも高度な技術によって世界に通用する事業を展開していることや、約160人の地元雇用を創出していることなどが評価されました。
知事は、「島根県内の企業が独自の技術により世界的シェアを持つことはとてもうれしいこと。これからも事業拡大を期待します」と述べ、高瀬社長も「ますます地域に貢献していきたい」と話されました。
■若手職員政策検討グループ(定住対策)が最終報告を行いました
◇11月7日(月)県庁知事会議室
知事が決定した政策課題について若手職員が検討・提案を行う「若手職員の政策提案制度」により今年7月に設置した「定住対策検討グループ」の最終報告書がこのほど完成し、約4ヶ月にわたって、UIターン者やその受入地域、県外在住の島根県出身者など100人(団体)以上の方と意見交換しながら検討したアイデアを知事に提案しました。
報告書は「〜ふるさと島根との“縁”でつながる定住対策〜」と題し、「学生」、「Uターン」、「Iターン」、「農業」の4つから構成。
「学生」については「ジョブカフェしまね」ホームページの充実や「しまね学生登録」の促進など、「Uターン」については県内出身の30歳を対象に「三十路式」の開催を提案し、来年が古事記1300年に当たることから、神在月に出雲大社で開く案も紹介しました。
グループのリーダーを務めた中小企業課の松本真由主任は、定住対策はすべての部局に関係することから、部局を横断したプロジェクトチームの継続設置も提案しました。
報告を受けた知事は、「実践に近いところまできている提案と感じた。提案を具体化するための組織を継続設置することをぜひ考えたい」と語りました。
■「日本酒への探訪」シンポジウムに出席しました
◇11月5日(土)松江市内
神話の時代から受け継がれてきた島根の酒造りの歴史を紐解く「日本酒への探訪」シンポジウムがくにびきメッセで開催され、知事が出席しました。
開会にあたり知事は、島根県が古事記編纂1300年に合わせて様々な取組みを行っていることに触れ、「『古事記』にはヤマタノオロチに八塩折の酒を飲ませ退治したお話が残っています。島根とお酒は古代から深い関係にあります」とあいさつしました。
その後、出雲市出身で作家の松本侑子氏、荒神谷博物館長の藤岡大拙氏の基調講演に続き、島根県酒造組合会長の米田則雄氏、AAO(エイエイオー)島根の地酒をにぎわす会代表の三谷尊文氏が加わりパネルディスカッションが行われ、島根の日本酒の特徴などについて語り合われました。
平成24年10月には「日本酒で乾杯推進会議島根大会」が開催される予定です。
■過疎地域自立活性化優良事例表彰受賞者の皆さんが知事室を訪問されました
◇11月4日(金)県庁知事室
過疎化が進む地域の活性化に創意工夫をもって取り組む全国の団体に贈られる「過疎地域自立活性化優良事例表彰」を受賞された皆さんが、受賞報告のため知事室を訪問されました。
訪問されたのは、総務大臣賞を受賞された「谷自治振興会」(飯南町)の澤田定成さんと、全国過疎地域自立促進連盟会長賞を受賞された「株式会社萩の会」(益田市)の斎藤ソノさんです。
谷自治振興会は、廃校を改修し石見神楽など各種交流活動を行っておられるほか、会が主体となって行う輸送活動、庭先や進入路の除雪を行うスノーレンジャーといった特徴的な取り組みにより、さらなる地域の活性化、安心して暮らせる地域づくりを行っている点が評価されました。
また、株式会社萩の会は、様々な部会の活動を通じて、コミュニティビジネスの成功事例を重ね、地域リーダーの育成や高齢者、農村女性の社会促進など多くの実績をあげている点が評価されました。
知事は、「地域の宝ものを掘り出して活性化につなげていらっしゃいますね。共同でやることで皆さんが元気になり、それが全国の模範になると思います。これからも頑張ってください」と激励しました。
■首都圏島根県観光情報説明会を開催しました
◇ 11月2日(水) 東京都内
東京都内のホテルで首都圏の旅行会社や運輸機関及びマスコミ・出版関係者の皆さまをお招きし、「首都圏島根県観光情報説明会」を開催しました。
知事は、平成24年度に開催する「神話博しまね」をはじめとした県内各地の魅力や観光素材を紹介し、「首都圏をはじめ東日本から多くの皆さまに島根にお越しいただけるよう、一層のご支援、ご協力をお願いします」と呼びかけました。
交流会では、来場者と意見交換を行い、地元の観光施設や観光協会職員、観光ガイドとともに島根県の特産品でもてなしました。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp