(3) A群溶連菌咽頭炎 >
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2017(平成29)年の報告数は2,966件で、過去5年では2番目に多い報告数となった。グラフでも明らかなように、本疾患は2014年から報告数が多い状態が継続している。
2017年第3週以降全県で定点当り2.0人を超え、7月中旬第28週まで2.0人を超える状態が継続した。7月から11月にかけては定点当り2.0人を下回る週が多くなったが、11月第47週以降再び増加傾向が見られている。
圏域別では松江圏域で年前半を通じて定点当り5.0人前後の流行が続いたほか、出雲圏域でも定点当り4.0人前後の流行が見られた。隠岐圏域では5月下旬第20週から患者報告が見られ、8月上旬第31週および同月下旬の第35週に定点当り10.0人を超える流行となった。
A群溶連菌咽頭炎報告グラフ
シーズン別の報告数合計:A群溶連菌咽頭炎
平均報告数 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 |
2016年 | 2017年 |
1,925 | 1,763 | 1,442 | 1,193 | 1,359 | 1,298 | 798 | 1,031 | 2,911 | 3,678 |
2,737 | 2,966 |