平成２２年度　年末の食品衛生強化月間実施要領（概要）

 

　目的

 

　年末は、多種類の食品が短期間に大量かつ広域に流通するため、食品の製造、加工、使用、調理、運搬、保存等における取扱いが粗雑にかつ不衛生になることが懸念される。そこで、これら食品等に起因する危害の発生を未然に防止するため、不良食品を排除するとともに、食品の衛生的な取扱い、添加物の適正な使用、適正な表示等について監視指導を行い、もって年末における食品等の安全性を確保することを目的とする。

　特に今年は、広域に流通する食品の適正表示の徹底やノロウイルスを原因とする食中毒の防止対策を重点的に実施する。

　実施時期

　

 

　平成2２年12月1日（水）から平成2２年12月28日（火）

 

 

　実施機関

 

 

　県内各保健所（7カ所）及び食肉衛生検査所

 

　実施方法

 

１．施設に対する立入検査等

 

　【重点監視対象施設】

　（１）弁当屋、仕出し屋、旅館等の大量調理施設

　（２）広域に流通する食品を製造、販売する施設

　（３）魚介類、魚介類加工品を製造、処理、販売する施設

　【重点監視項目】

　（１）衛生的措置基準の遵守指導

　（２）製造基準等の遵守指導

　（３）食品の適正表示の遵守指導

 

２．食品等の検査及び収去検査

 

　（１）重点対象食品

　　　生食用魚介類及び魚介類加工品、生食用食肉及び食肉製品、そうざい、地域の特産品であって特に年末年始に広域に流通するもの、輸入食品

　（２）検査内容

　　ア　腐敗又は変敗した食品、不潔な食品等の不良食品の発見、排除

　　イ　食品の保存及び表示事項等の点検と保存基準及び表示基準に違反する食品の排除

　　ウ　収去試験による成分規格、添加物の使用基準に違反する食品等の発見、排除

 

３．監視目標（予定）数

 

　県下全体で、１，５００施設