石見地域において、地域の住民組織や学校、関係機関・団体等が連携して、地域の子どもたちが主体性をもって継続的に地域資源を活かした地域活動を行う場をつくり、子どもたちの活動の支援を行う取組のモデルを創出します。

創出したモデルの成果、課題を分析し、他の地域にノウハウを波及させていくことにより、地域に愛着と誇りを持ち、地域の将来を担う子どもたちの育成と地域コミュニティ活動の活性化を図ります。

＜事業期間＞平成２５年度から２６年度

＜期待する事業効果＞

• ふるさとへの愛着と誇りの醸成（一方で地域の課題を知る）
• 実践的なふるさと教育、キャリア教育（地域への所属観、勤労観、職業観）
• 世代間交流による、地域の生活文化、風習、知恵等の次世代への継承
• 担い手の確保（これまで参加していない大人、親世代、子ども）
• 子どもたちの視点での地域づくり（地域活動の新たな気付き、脱硬直化）
• 耕作放棄地等の未利用地域資源の活用
• コミュニティビジネスのきっかけ
• 地域ブランドづくり・地域外への情報発信
• 子どもの地域活動をコーディネートする人材の育成

＜事業概要＞

子ども地域活動モデルづくり事業概要資料（ＰＤＦ）

１．モデルづくりの業務委託

モデル地区を選定し、上記１の目的に沿ったモデルづくりの業務をモデル地区内の団体等に委託します。

２．アドバイザーの派遣

上記(１)のモデル地区で体制づくり、計画づくりを行う準備段階、地域活動の実施段階において、先進的な取組を行っている地域の実践者や活動分野の専門家等をアドバイザーとして派遣します。

派遣回数は、１地区あたり２か年で４回程度とし、予算の範囲内とします。

３．フォーラム・報告会の実施

（１）キックオフフォーラム

先進的な取組みを行っている地域の実践者を招聘し、基調講演、事例発表及びモデル地区の活動計画紹介等を内容としたフォーラムを開催します。

日時：平成２５年８月２０日（火）13:00〜17:00

会場：島根県芸術文化センター「グラントワ」スタジオ１（益田市有明町）

（２）子ども地域活動モデルづくり事業報告会

各モデル地区からの報告及びパネルディスカッションを通じてこれまでの取り組みを総括するとともに、次世代定住の実現に向けた子どもによる地域活動の普及や展開を目的に事業報告会を開催いたします。

日時：平成２７年１月１７日（土）13:00〜16:30

会場：島根県石央地域地場産業振興センター（島根県江津市嘉久志町イ４０５番地）

→開催案内（参加申込書）※締め切り：平成２７年１月１３日（火）１７：００

１．モデル地区の選定数

　平成２５年度に３地区程度を選定します。（平成２６年度に追加選定する予定はありません。）

２．選定要件

　選定にあたっては、以下の要件を考慮します。

• 石見地域内であること。
• 地区の範囲が、公民館等の範囲又は小学校、中学校の校区の範囲であること。
• 地区の取組みとして、地区内の関係組織・団体等、多様な主体との連携が図れること。特に、参加する子どもが通学する小学校、中学校、高等学校等の教育機関の協力のもと事業に取り組める見込みがあること。
• 事業をコーディネートする人材（担当者）が確保できること。
• モデル事業終了後も地区において、子どもの地域活動を継続する意思があること。
• 活動の一つとして活動資金を調達する経済活動を行い、モデル事業終了後も活動の自主財源を確保できる見込みがあること。
• 地区が所在する市町の関係課から取組みに対する支援（財政的な支援は必須としない）があり、市町の推薦があること。

３．選定手続き

（１）モデル地区の推薦依頼

市町の地域コミュニティ担当課及び教育委員会に対してモデル地区の推薦を依頼します。

各市町において、モデル事業に取り組む意思があり、かつ選定要件を満たす地区がある場合には、地区関係者及び関係課との調整の上、別紙様式１により「推薦書」を提出していただきますようお願いします。

市町の地域コミュニティ担当課、教育委員会の担当課のいずれから提出いただいても構いませんが、調整の上、提出をお願いします。

（２）推薦締め切り

平成２５年６月１４日（金）

　推薦書様式（Excel）

（３）推薦地区のヒアリング

市町から推薦のあった場合、市町の関係課及び地区関係者に対してヒアリングを行い、選定要件、実施主体、実施体制等について確認を行います。

※ヒアリングにあたって、推薦地区の実施主体は別に定める「子ども地域活動モデルづくり実施計画書」及び「経費積算書」をヒアリング当日までに提出いただきます。

（４）モデル地区の決定

市町から提出された推薦書及びヒアリングの結果、県関係機関（教育事務所、農林振興センター等）の意見も踏まえて総合的に判断し、西部県民センター所長が決定します。

　決定時期：６月下旬

　＜子ども地域づくり活動をお考えの地区の関係者の皆様へ＞

モデル地区の選定にあたっては、地区の所在しる市町の推薦が必要となりますので、各市町の地域コミュニティ担当課又は教育委員会へご相談ください。

１．委託する業務の内容

子どもたちが主体性をもって継続的に地域資源を活かした地域活動を行う場をつくり、子どもたちの活動の支援を行う仕組みづくりなどを行い、実施主体として業務(活動)をしていただきます。

具体的には、モデル地区ごとの実施計画、ヒアリング等により決定しますが、共通して取り組んでいただく業務は次のとおりです。

• 活動を行う子どもたちの確保
• 活動を行う体制づくり
• 活動の計画づくりと活動の実施
• 活動への支援体制づくり
• シンポジウム、報告会等への参加
• 地区内外への情報発信
• 上記を行うための地区内での調整の場づくり（会議の開催等）

２．委託期間

平成２５年度は、契約日から平成２６年３月３１日までの期間とします。

委託契約はモデル地区決定後、詳細な打ち合わせを行い、準備が整い次第行います。

なお、平成２６年度は、平成２５年度の委託業務の実施状況等を踏まえ、改めて契約を行います。

３．委託先

委託先は、モデル地区内の住民自治組織や子ども地域づくり活動の実行委員会等の任意団体、ＮＰＯ法人であって、子ども地域づくり活動のモデルづくりを中心となって取り組む団体等です。

なお、任意団体の場合、規約等があり、委託費の会計処理が適切に行えると認められる団体であることを要件とします。

４．委託料の予算額及び委託料の額の決定

１地区の委託料の「予算額」は、単年度あたり５０万円です。

「委託料の額」は、各モデル地区の実施計画及び経費積算書に基づき、西部県民センターが単年度ごとに予算の範囲内で予定価格を決定し、委託先から見積書を徴取した上で決定します。

島根県西部県民センター総務企画部地域振興課担当塚本（つかもと）

電話：０８５５-２９-５５０２

　e-mailseibu-kemmin@pref.shimane.lg.jp

　＜子ども地域づくり活動をお考えの地区の関係者の皆様へ＞

モデル地区の選定にあたっては、地区の所在しる市町の推薦が必要となりますので、各市町の地域コミュニティ担当課又は教育委員会へご相談ください。