久村鉱山跡選鉱所地区の現地説明会を開催しました
12月17日に出雲市多伎町の久村鉱山跡選鉱所地区の現地説明会を開催しました。
久村鉱山は戦時中の鉄鋼需要をまかなうために開発された砂鉄鉱山です。
今回の調査では、砂鉄の固まり「固結砂鉄」から粉状の精鋼を生産するための生産施設(貯水槽、変電施設、選鉱場跡)などが見つかりました。
参加者の皆さまは担当者の説明に耳を傾けながら現地の様子を見学されていました。
当日配布資料→こちらをクリック
変電施設跡
貯水槽
史跡出雲国府跡の発掘調査説明会を開催しました
11月27日(日)に、松江市大草町で国史跡出雲国府跡発掘調査の現地説明会を開催しました。
30名の方に参加していただきました。
今回の発掘調査では、昭和43から45年に発掘調査を行った国府中心部(正殿付近)の再調査とその周辺部分の様子を知るための調査を行いました。
その結果、昭和の調査で確認していた正殿より古い建物の規模がわかったほか、新たに4棟の建物を発見するなどの成果がありました。
当日は小雨の降るあいにくの天気でしたが、参加者の皆さまは熱心に見学しておられました。
(画像)現地説明会の様子
講演会を開催しました
11月26日(土)に、山陰地方を代表する縄文集落、古屋敷遺跡(大田市仁摩町)の歴史的価値や魅力について考える講演会を大田市民会館で開催しました。講演会では縄文時代研究の第一人者である国立歴史民俗博物館山田康弘教授の基調講演や、発掘調査担当者などの報告、山田教授と報告者による古屋敷遺跡の歴史的価値などを考える鼎談を行いました。約120人の参加者の皆様も、メモをとりながら最後まで熱心に聴講いただきました。
山田先生の講演
鼎談の様子
いにしえ倶楽部バスツアーを開催しました
11月13日に「天領石見銀山魅力再発見バスツアー」を開催しました。
当日参加者の皆さんには世界遺産センター職員のわかりやすいガイドとともに、
銀山奉行・代官のゆかりのスポットを見学していただきました。
天候にも恵まれ、石見銀山の新たな魅力に触れていただくことができたのではないでしょうか。
主な見学スポット
・世界遺産センター
・石見銀山資料館
・熊谷家住宅
・大久保石見守墓所
・下河原吹屋跡
・豊栄神社
画像1世界遺産センターの見学
画像2豊栄神社の見学
松林寺遺跡の現地説明会を開催しました
11月12日(土)に、松林寺遺跡の現地説明会を開催しました。
幸い天候に恵まれ、気持ちの良い晴れの日になりました。
約70名の方が参加され、弥生時代後期から古墳時代前期(約1,700年から1,900年前)の集落の様子をご覧いただきました。
参加された方々に、改めてお礼申し上げます。
なお、松林寺遺跡の調査は11月末まで行う予定です。
お問い合わせ先
埋蔵文化財調査センター
〒690-0131 島根県松江市打出町33番地 【電話】0852-36-8608 【FAX】0852-36-8025 【Eメール】maibun@pref.shimane.lg.jp