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石見銀山遺跡の世界遺産登録決定を受けた知事コメン2007.6.28

 

会見する溝口知事本日、ニュージーランドで開催中の世界遺産委員会におきまして、石見銀山遺跡の世界遺産登録の可否が審議され、最終的に「登録」という結果になったという連絡を文化庁から受けました。先月のイコモスの「登録延期」勧告以来、直ちに外務省、文化庁、大田市、島根県が一緒になりまして、登録に向けた体制を立て直してきたところでありまして、この間の関係者の努力が報われ、島根県民の声が関係者に伝わったということで、我々は高く評価し、喜んでいるところであります。

 

石見銀山遺跡の登録につきましては、当初、登録延期というイコモスの勧告があったわけでありますが、一挙に登録まで持ち込められたのも、この間、先頭に立って働かれたユネスコ日本代表部の近藤誠一大使をはじめとする外務省、文化庁、さらに地元大田市、それから県の職員、関係者のお陰でありまして、県民として厚くお礼を申し上げたいと思っているところであります。

 

今後とも、地元の皆さまが守り続けた石見銀山遺跡を人類共通のかけがえのない遺産として、未来に引き継いでいく努力を継続するとともに、地域振興や活性化のために十分活かしていきたいというのが、今の私どもの考えであります。

 


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