熱中症情報
熱中症(特別)警戒アラート
↑熱中症(特別)警戒アラートの発表状況が確認できます。
「熱中症警戒アラート」
熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報で、環境省と気象庁が運用しています。
「暑さ指数」の値が33以上と予測された場合、気象庁の府県予報区等を単位として発表されます。
「熱中症特別警戒アラート」
県内において、全ての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数が35(予測値)に達する場合等に環境省より発表されます。
広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、熱中症による人の健康に係る重大な被害が生じる恐れがありますので、自発的な熱中症予防行動の実施、また、家族や周囲の人々においては見守りや声掛け等の共助や、公助の行動をとっていただくことを目標として運用されます。
くわしくはこちら
指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)
改正気候変動適応法では、市町村長により指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の指定ができる、とされています。
クーリングシェルターは熱中症特別警戒アラート発表時に、暑さをしのげる施設として解放されます。
県内で指定が発表された施設については以下のリンクから確認できます。
〇松江市
〇浜田市
〇出雲市
〇益田市
〇大田市
〇安来市
〇江津市
〇飯南町
(令和6年8月13日更新)
クーリングシェルターとは異なる独自の避暑施設を設置している自治体について紹介します。
以下のリンクをご確認ください。
〇雲南市
(令和6年7月8日更新)
また、島根県では独自に節電対策や熱中症対策として島根県内の公共施設や商業施設などを「しまエコスポット」として設定しています。
くわしくはこちら(環境政策課HP)をご覧ください。
暑さ指数(WBGT)について
暑さ指数(WBGT:WetBulbGlobeTemperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。
人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、気温の3つを取り入れた指標です。
島根県の現在の暑さ指数はこちらから(環境省熱中症予防情報サイト)
暑さ指数を確認し、次の表を活動の参考にしてください。
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)および (公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)より改編
島根県気候変動適応センターの活動
県立公園での熱中症予防注意喚起事業
令和6年6~9月に、県内の公園において、熱中症対策の注意喚起及び普及啓発を目的とした事業を行いました。
県立公園2か所において暑さ指数を測定し、熱中症が懸念される場合、館内放送による熱中症注意喚起を行いました。
また、赤外線カメラを用いて熱中症警戒アラート発表時の遊具等の表面温度を計測しました。
実施した結果はこちらからご覧ください
→県立公園での熱中症予防注意喚起事業実施結果(PDF:1.95MB)
(参考)実施概要(PDF:569KB)
気候変動適応情報
熱中症指数データロガーの貸し出しについて
現在、在庫10本です。
島根県気候変動適応センターでは、気候変動に伴う熱中症への対策などに活用していただくため、暑さ指数(WBGT)等の測定ができる環境測定機器の貸し出しを行っています。
1.申し込み方法
貸出申請書(別記様式、Word:17kB)にご記入いただき、メール、郵送等により島根県気候変動適応センターあて申し込みください。
貸出についての詳細は「島根県気候変動適応センター環境測定機器貸出要領」をご覧ください。
(郵送)〒690-0122島根県松江市西浜佐陀町582-1
(fax)0852-36-8171
(mail)tekio@pref.shimane.lg.jp
2.貸出機器について
当センターが所有し、貸出可能な機器は以下のとおりです。
貸出料は無料でご利用いただけます。
なお、貸し出しが可能な機器の数には限りがありますので、あらかじめご了承ください。
・熱中症指数データロガー(AD-5695DL(株式会社エー・アンド・デイ)):10台
・熱中症指数データロガー(ケストレル5400(ニールセン・ケラーマン)):1台
お問い合わせ先
保健環境科学研究所
〒690-0122 島根県松江市西浜佐陀町582-1 tel:0852-36-8181 fax:0852-36-8171 hokanken@pref.shimane.lg.jp