令和6年度公共建築月間・公共建築の日イベントについて
毎年11月の「公共建築月間」にあわせ、近年その歴史的価値に注目が集まる島根県庁周辺のモダニズム建築に関する2つの展覧会を開催します。
図面が語る島根の風土と未来ー幻の県庁設計図展ー
令和5年11月、県庁地下倉庫から約60年以上前に描かれた県庁建設時の手書き図面が発見されました。これまで、すでに失われたと考えられていた幻の設計図が見つかったのです。
現在の県庁舎は、前の庁舎が失火により焼失したために計画され、設計を建設省営繕局(担当:安田臣)に依頼し、昭和34年に竣工した島根県にとって5代目の庁舎です。山陰の気候風土への対応、松江城・宍道湖への景観的配慮、県産材の積極利用による産業振興など戦後の新しい時代にふさわしい先進的な設計がなされました。近年、その歴史的価値が認められ、国の有形文化財建造物に登録されましたが、今も県議会・行政の舞台として島根県を支えて続けています。
本展では、60年以上もの間、県民の目に触れることがなかった県庁舎の手書き図面の一部を公開し、設計者が図面に込めた島根の風土と未来への想いを紹介します。
1.会期・会場
会期:令和6年11月1日(金)~11月15日(金)
(平日)8:30~17:00、(土、日)10:00~16:00
※4日(月・祝)、9日(土)は閉館
会場:島根県庁県民室、玄関ホール(松江市殿町1番地)
2.観覧料
無料
3. 県庁見学ツアー・展示解説
県庁見学ツアー・展示解説は終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。
4 . 駐車場
閉庁日(土・日)の駐車場は、以下「閉庁日開放駐車場」をご利用ください。
5.主催
島根県、「公共建築の日」及び「公共建築月間」中国地方実行委員会
6.問合せ先
島根県総務部営繕課企画係
TEL:0852-22-5498
FAX:0852-22-6199
E-mail : eizen@pref.shimane.lg.jp
都市と建築をめぐる60年ー山陰の菊竹建築を通してー
戦後日本を代表する建築家・菊竹清訓氏が設計した山陰の建築について研究する工学院大学(東京都新宿区西新宿)の学生有志グループにより、菊竹氏が設計した県立施設で研究成果を発表する展覧会を公共建築月間にあわせて開催します。(県は開催協力)
1.展示概要
本展では「60年という歴史の中の都市と建築の変化」を共通のテーマとし、山陰地方に数多くの建築作品を残した建築家・菊竹清訓の代表作である、ホテル東光園や島根県立図書館を対象にした調査結果を紹介します。
展示は3章構成となっており、都市、建築、社会に関する多様な視点からの考察を、ドローイングや提案資料を通じてご覧いただけます。
本展は、2024年度に新設された「工学院大学学生チャレンジ活動奨励金」制度に採択された研究に基づき、有志学生が4月から取り組んできた活動の成果を発表するものです。
2.会期・会場
会期:令和6年11月2日(土)~11月15日(金)9:00~17:00
会場:島根県庁第三分庁舎(旧県立博物館)1階ロビー、2階回廊
3.観覧料
無料
4.展示解説
展示解説は終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。
5.駐車場
閉庁日(土・日)の駐車場は、以下「閉庁日開放駐車場」をご利用ください。
6.主催
工学院大学リサーチプロジェクト(学生有志グループ)
7.協力
島根県総務部営繕課、管財課
8.問合せ先
島根県総務部営繕課企画係
TEL:0852-22-5498
FAX:0852-22-6199
E-mail:eizen@pref.shimane.lg.jp
お問い合わせ先
営繕課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL: 0852-22-6596 FAX: 0852-22-6199 e-mail: eizen@pref.shimane.lg.jp