公共建築物は、共有の財産（地域の宝）です。その建築物としての価値について認識していただくため、「公共建築の日」のイベントとして、公共建築物を一斉に公開するイベントを開催しています。

　皆が公共建築のなかでも普段馴染みのない空間を体験し、個々の建築の建設やその後の歴史のなかで育まれた物語（ストーリー）を知り、より多くの人々が建築物としての魅力を認識することで、公共建築物の価値を高めていくこと目指すものです。

　中国地方の各エリアでは、国、県並びに政令市及び（一社）公共建築協会中国地区事務局の共催により様々なイベントが開催され、多くの方々にご参加いただくなど、公共建築へのさらなる理解を深めていただく機会となっています。

令和５年度イベント（島根県）

令和４年度イベント（島根県）

令和３年度イベント（島根県）

　行政、教育・文化、福祉など様々な分野の公共建築は、地域の人々の生活に密接な関わりを持ち、地域の活性化、生活・文化水準の向上、良好な街並み・景観の形成等を図るうえで重要な役割を果たしています。

　また近年、地域との連携を図りながら、公共事業の整備や運営のあり方を考えようという気運が高まっています。

　このような背景から、平成１５年に「公共建築の日」「公共建築月間」が創設されました。

　※公共建築の日（１１月１１日）は、建築の基本的な構造を象徴する４本の柱のイメージ、

　国会議事堂の完成が昭和１１年１１月であることなどに由来しています。