野鳥判別研修会が開催されました
10月17日(木)に島根県松江合同庁舎において、公益財団法人しまね自然と環境財団の星野由美子氏を講師に迎え、野鳥判別についての研修会が開催されました。
当研修会はNPO法人しまね野生鳥獣救護ボランティアが主催し、県内の野生鳥獣行政に携わる職員や同ボランティア会員25名が参加しました。
研修会ではこれから増加する渡り鳥の飛来に備え、種判別が難しいカモ類と猛禽類中心に判別のポイントや、観察に必要な道具の正しい使い方について学びました。
参加者からは「県内では冬から春にかけて渡り鳥の傷病対応や高病原性鳥インフルエンザ対応が増加していく中、基本を学び直す良い機会になった」との声もあり、有意義な研修会となりました。
星野氏(公益財団法人しまね自然と環境財団)
双眼鏡の正しい使い方について学ぶ参加者
高性能林業機械オペレーター技術向上研修が開催されました
10月15日(火)斐伊川流域林業活性化センターと斐伊川流域納材協議会との共催で、講師に中国林機有限会社の住田氏他3名を迎え、雲南市の入間交流センター及び近隣の伐採現場で高性能林業機械オペレーター技術向上研修が開催されました。
今回の研修は、現場作業員が現地に適した作業システムを選択し、効率的に機械を操作することで、原木生産コストの削減につなげることを目的としたものです。研修では、スイングヤーダのメンテナンスと集材方式について学ぶとともに、ドローンを使用した作業の省力化につながる実演が行われました。さらに、全国的にも珍しいVRシミュレーターを用いた労働災害事例の疑似体験も行われました。
参加者からは「VRやドローンなど、林業への先進技術の可能性の広がりに驚かされた」「実践的な内容だった。明日から早速活用したい」「地域にあった索張り方式を選定するためには、より一層索張りパターンについて技術の習得が必要と感じた」など多くの意見があり、大変充実した研修となりました。
スイングヤーダを用いた索張り手法の解説
VR体験。仮想現実と分かっていても思わず体がのけぞる
ドローンを用いたリードロープ張りの様子
新製品開発に向けた研修会が開催されました。
10月8日(火)に島根県林業会館において、公益財団法人西部山村振興財団専務理事の隅田新氏他2名を講師に迎え、広葉樹の用材利用についての研修会が斐伊川流域林業活性化センター主催で開催されました。
最初に、島根県大阪事務所職員から「京阪神方面における木材製品ニーズ」と題して、大阪方面への島根県産材活用の実態や、外構材やリフォーム、家具といった広葉樹活用の需要トレンド、また姉妹都市における木材交流の提案など情報提供がありました。
次に、隅田新氏から「広葉樹材を活用するための財団の設立経緯や商品開発の実情、独自ブランド「HamadaWoods」の紹介などについて事例紹介がありました。
続いて、島根県東部農林振興センター出雲事務所職員から、「広葉樹材の乾燥について」と題し、製品生産において一番の課題である乾燥技術について、岐阜県の製材乾燥工場で実際に使われている乾燥方法の紹介や広葉樹乾燥における注意点などについて技術情報の提供がありました。
参加した市町職員からは、「姉妹都市との交流の一環としての木材交流の話はとても参考になった」「森林環境譲与税の使い向きを考える際の良いヒントをいただいた」「設計士・デザイナーとの連携により販路の開拓や木材利用につながる点は今後参考にしてみたい」などの感想がありました。
また参加された製材所と大阪の工務店との顔合わせの話が研修終了後にまとまるなど、実のある研修会となりました。
杉本氏(島根県大阪事務所しまね産品振興スタッフ)
隅田氏(公益財団法人西部山村振興財団)
中山氏(島根県東部農林振興センター出雲事務所)
お問い合わせ先
東部農林水産振興センター
島根県東部農林水産振興センター 〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-1 TEL: 0852-32-5638/FAX: 0852-32-5643 e-mail: tobu-noshin@pref.shimane.lg.jp **************************************** 安来農業部(島根県安来市穂日島町303) 松江家畜衛生部(島根県松江市東出雲町錦浜474-2) 出雲家畜衛生部(島根県出雲市神西沖町918-4) 雲南事務所(島根県雲南市木次町里方531-1) 出雲事務所(島根県出雲市大津町1139)